真っ白なおいしいもの | アンティークのある暮らしーDrawer

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コッツウォルズのはずれの小さな村にあるアンティーク店より、英国の歴史あるアンティークと、小さな村の生活のおはなしをお届けします。

イギリスに住みはじめてから、好きになった食べ物ってたくさんあるのですが、

これは、大好物になったもの。


メレンゲ!! です。


日本でメレンゲというと、ふわふわのやわらかいイメージがありますが、

イギリスでは、メレンゲ(メラーンゲって感じで発音!)と言うと、

真っ白いカチカチに固まったお菓子のことをいいます。固まったと言っても、

かじると、さくさくと崩れ、それを口に入れると、ほわほわーと溶けてしまう。


イギリスに来て、初めて迎えた誕生日に、イギリス人のお友達が私に作ってくれた巨大ケーキは、


PAVLOVA - パヴァロバ というケーキでした。



drawer-アンティークの引き出し2-pavlova

まーるいケーキ型のサクサクのメレンゲの上に、たっぷりクリームとたくさんの甘酸っぱいベリーをのせたもの。


イギリス発祥のお菓子ではなく、オーストラリア産のお菓子だそうです。

でも、イギリス人の好きなお菓子ベスト5くらいには入るのでは。(私の勝手な推測)



人気ブロガーの英国アンティークスMiaさんが、ブログの中で、イートンメス  という、やはりメレンゲを

使ったお菓子のことを紹介しています。


イートンメスは、結局、バヴァロバをぐちゃぐちゃにしたものなんですよね。


イートンメスも、好きだけれど、私はサクサク感が残っていた方がいいので、パヴァロバ派、または、

メレンゲのみで食べる!派です。


スーパーでは、小さなメレンゲがパックになって売っていたりして、簡単に手に入るのですが、

やはり、手作りが一番。


でもこれが以外と難しいです。私は、3回に一度成功します。(確率悪い、、、)

カルボナーラを作った次の日に作ることが多いです。


私のレシピは、イギリスのレシピの王道


Complete Illustrated Cookery Course (Hardcover)


イギリスのアマゾンで売っていました。


drawer-アンティークの引き出し2-delia smith
ディリア スミスさんのお料理本を使ってます。分厚い辞書みたいな本ですが、

主なイギリス料理がぎっしり詰まっていて、すごーくオーソドックスなレシピ。(今風にアレンジなどしていなくて、

イギリス人にとってはちょっと物足りないという人も多いかも。それでも、今も活躍中の人です。)


といっても、一番重要なのは、オーブンの温度加減だと思うのですよねー。

本の中で、ディリアさんは、一番重要なのは、オーブンが完全に冷めるまで、そのまま中に入れておいて、

乾かすこと、と言っています。だから、夜に作って、一晩そのままオーブンに入れておくといいともアドバイスしてます。(そうしてみたけど、失敗したこともあり)


まだまだ研究中。3回に1回は失敗するくらいにはなりたいものです。



drawer-アンティークの引き出し2-ガラスのケーキスタンド

これは、もちろん!市販のメレンゲ。こんな風にきれいに出来たらいいですね。


ガラスのケーキスタンドも、もうすぐウェブショップに載せる予定。

ウェブショップにたくさん商品を載せる準備中です。


もうしばらくお待ちを。