2月14日。
この日は午前中から行動を開始した。
彼女の常備薬補完のため、お世話になっている動物病院へ。
そこで美味しそうなお菓子を発見、おねだりする彼女。
『しょうがないな~』 と呟き、一つ購入するパパ。
帰宅して食べる直前の彼女。
パパにチョコはないらしい。
次に向かうは知人宅。
新居に引っ越したらしく、2日前にお誘いを受けていた。
こんな日に誘いを受けないような、立派なオノコにならなければ。
注)
手土産を忘れたことに気付き、目に入ったスーパーへ。
何とそこで、誘ってくれたご夫婦を発見してしまう。
どうも買い出しの様子。
一旦スーパーを退去しさりげなく連絡を入れると、
買い出し中だから時間を潰しててくれと返答を受ける。
手土産は時間差で買いに行けば良い。
ということで、ワッフルで有名なカフェへ足を伸ばす。
なかなかの活況で、10分ほど待つことになった。
そして、ここでとんでもない事態に遭遇する。
座った席は店内の中央で、コーヒーをオーダー。
ホットを頼んだのにアイスが出てきたが、まぁどっちでも良い。
すると、客が入れ替わるたびに店内を移動する熟女が目に入った。
お気に入りの席にでも辿り着きたいのだろうか。
どぎついアイメイクと、首から上が真っ白の老成された女性。
お得意様なのか、席を移動しても咎められる様子はない。
転々とした挙句、私の隣に鎮座されたその女性から出た言葉、
『こんな日にお一人?』
『こんな日』 は何を意味するかは明白。
平静を装い二の句を継ぎ、その旨伝える。
(どっかで見た顔だ───)
やがてこの御仁は、店内にある雑誌や新聞を片っ端から読み始めた。
指に唾液をつける仕草と新聞をめくる音が軽い不快感を与える。
ちなみに、刻まれたシワをさらに掘り下げ、朝●龍関連の記事を熟読していた。
忙しない、落ち着きない、ヤルセナイ。
そう思った瞬間、御仁は立ち上がりレジへと足を向けた。
数分後───
店員がやってきて、ワッフルをテーブルに置かれた。
どうも、さっきのオバサマらしい。
海馬がフル回転、彼女の正体を知ることになった。
『かつて、楽●前監督の愛妻とバトルを繰り広げた●●●さん』
随分失礼な印象を綴ってしまったが、粋なことをなさる。
いや違う、戦慄!いや、ありがたい!いや、混乱!パルプンテ!
『あちらのお客様からです』
(振り返ると男性がスマイル)
そんな話はもう大時代。
『こんな日』 に彼女にお菓子を与え、
『こんな日』 に熟女からワッホーを供与され、
『こんな日』 に知人の新居を単身訪問する。
ここ数年で、最もインパクトのある 『こんな日』 だった
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注)このお店のケーキを持参したが、『食べ飽きた(笑)』と一蹴された。
やはり、亀屋万年堂にすべきだったか。