並木です。
このブログを毎回読んでくれている方は、
自分の目標に向かって頑張っている方たちで、
私のメールに何らかのものを感じてくれている人達だと思います。
いつもありがとうございます。
今回も大事な話なのですが、
「目標達成の考え方」についてお話しします。
目標を立てることはすごく大事なことです。
●●劇団の正劇団員になりたい!
●●プロダクションの所属になりたい!
●年●月までに声優としてデビューしたい!
いろいろあると思います。
ただ、大事なのは、
その目標達成がすべてのゴールではないということです。
さらにいうと
目標達成と幸福というのはイコールではないということです。
●●劇団の劇団員になりたい!
そして見事劇団員になった!
その時はうれしい。
でも、その後にはそこで「生き残る」「主要な役を勝ち取る」
という新たな悩みや目標が生まれてきます。
●●プロダクションの所属になりたい!
そして見事所属になった!
その時はうれしい、ほっとする。
でもその後には「売れる」という新たな目標が生まれてきます。
つまり、すべての目標達成の後には次の目標が生まれてくるのです。
ですので、「この目標さえ達成したら幸福になれる・・・」
というのは幻想だと思った方がよいです。
というのは幻想だと思った方がよいです。
ただし、目標達成をすればするほど、見える世界は広がっていきます。
今まで見えなかったものが見えてきます。
その繰り返しで成長していくのです。
人は生きている限り、いろいろな課題や目標が見えているのです。
逆に目標を見失ってしまうと、日々の生活がどんよりしてきます。
何のために生きているのかわからなくなります。
目標を持つことは大事です。
絶対に持った方が良いです。
ゴールを曖昧にせず、ちゃんと決めて進むべきです。
ただし、このゴールに到達したからといって
必ずしも幸福になれるとは限らないことは覚えておいた方が良いです。
ゴールは次のスタート地点なのです。
目標達成と幸福は切り離して考えた方が良いです。
そして本当に大事なのは
「この目標を達成することでどんな人間になるか」
なのです。
何かを、持つ、手に入れるということよりも
その目標を達成するにふさわしい人間になることが大事なのです。
・大劇場で主役をはるにふさわしい自分になっているか
・いろいろなドラマや映画でひっぱりだこになるような自分になっているか
・成功してたくさんの資産を持てるだけの自分になっているか
というように「自分の器」
というものにフォーカスしていくことをおすすめします。
結局、どの道を選んだとしても
「自分磨き」「自己成長」というものがキーワードになっていきます。
その道を極めた人達のインタビューとか本を読んでみると
結局最後に行きつくのは「自己成長」「心の成長」なんですよね。
「●●にふさわしい自分になっているか」
を自分に本当に問いかけてみてください。
もし、なっていないのであれば、
何をしていけば良いのかを考えるのです。
ここをポイントに考えてみると、
いろいろな事への取り組み方がちょっと変わってくるかもしれませんね。
そしてもし「幸福感」を得たいと思ったら
足りないものではなく「足りているもの」「満たされているもの」を数える事です。
目標達成は、足りないものに向かって進んでいきます。
幸福感は、足りている、満たされていると思った時に感じるものです。
その部分を自分の中でうまくコントロールできるようになると
良いですね。
今日はここまで。
次回をお楽しみに
PS
声優になることを目標にしている方はこちらをご覧ください
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