これが、史上最高の名ゼリフです! | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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映画でも、

 

テレビドラマでも、

 

アニメーション映画でも、

 

素晴らしい演技というものは、

 

圧倒的なチカラを放出しているものです〜ウインク

 

ですから、

 

演技に関わる仕事を目指していれば、

 

おのずと吸い寄せられるように、

 

それらと出会ってしまうことになるのですグッ

 

 

 

 

私も、

 

自分の作る作品では、

 

どこか一点でもよいので、

 

そんな一流の表現に近づきたいと思っています照れ

 

そして、それを聴いた方には、

 

心に残る感動を体験をして頂きたいと願っているのです〜キラキラ

 

 

 

 

しかし、

 

ここで、難しい悩みにぶつかるのです・・・。

 

「素晴らしい演技とは、一体どんなものを指すのか?」

 

このことです。

 

この問いは、非常に難解ですよねぇ〜タラー

 

ここを自力で解決しなくては、名演技の再現など不可能なのですからね。

 

困ったことになりました・・・ショボーン

 

 

 

 

 

 

私は、

 

これまで、

 

できる限りの名演技を目撃しようと試みてきましたが、

 

それらに共通するものが何であるのか、

 

まだまだ掴みきれていないところがあります。

 

この難しさを求めることがドラマ制作の楽しさでもあるのですが、

 

考えれば考えるほど、

 

調べれば調べるほど、

 

まるで幻のように理解出来ない存在に思えてしまいます。

 

いつかは、

 

両手でガッチリと捕まえてみたいと念願していますが、

 

そもそも、

 

その素質が私にあるのか、ちょっと疑わしいところではありますねぇ〜〜てへぺろ

 

途方も無いものを追い求めている無謀さには、巨大な不安も感じるのですが・・・ガーン

 

だからこそ、

 

自分の才能一つを賭けて、

 

とことん向き合って行きたいと・・・愚かな決断を繰り返してしまうんですね〜。

 

 

 

 

さて上差し

 

私が憧れて憧れて、

 

何度も何度も繰り返し感動してしまうセリフがあります。

 

そのセリフが初めて世に出たのは、

 

1979年の『新・座頭市』TVシリーズです。

 

主演の勝新太郎さんが、

 

脚本・監督も務められた、

 

「渡世人の詩」前編&後編(21話・22話)にその言葉は登場します!

 

森繁久彌さんをゲストに迎えて、

 

素晴らしい演技合戦を繰り広げているのです。

 

(お二人のアドリブ演技が素晴らし過ぎて、60分構成の予定が、ついには二部構成で放送された伝説の回です〜びっくり

 

 

そこで、

 

勝さんがこんな言葉を発します。

 

「落ち葉は風を恨みますか?」

 

これが、私の考える、史上最も美しいセリフになりますおねがい

 

なんという響きでしょうか〜キラキラ

 

このセリフこそ、

 

私の人生において、

 

最上級のものであり、

 

高い高い場所のてっぺんで輝いているものなのです照れ

 

 

 

そして、

 

その後、

 

勝さんの最後の座頭市映画となる作品(1989年)でも、

 

緒形拳さんを相手に迎えて、

 

この素晴らしいセリフは、再度登場してくるのです〜〜!

 

 

同じ監督が、

 

同じシリーズで、

 

同じセリフを扱うなど、

 

なかなか無いことですよね。

 

これは、座頭市にとって、

 

お決まりのキメゼリフでも何でも無いですからね。

 

ただただ、

 

このセリフが、

 

あまりに美しい日本語であったということですよね照れ

 

そこには、

 

物語のテーマが込められていて、

 

人物の哲学も感じられて、

 

思いやりもこもっていて、

 

葛藤が含まれていて、

 

詩情が立ち昇っていて、

 

聴き手に突き刺さる言葉だったんですよね!!

 

 

 

 

オーディオドラマを計画する時、

 

どうしても、

 

名演技の天井を知りたくなります。

 

「誰を起用すれば、どんな名演技を共に作り出すことができるだろう・・・」

 

そんな考えが止まらなくなるのです。

 

私の予想も、世間の予想も遥かに超える名演技とは、

 

どのように作り出せば良いのでしょうかね・・・??

 

まさに、

 

あのてっぺんに近づくものを、

 

この肉眼で目撃してみたいんですよね〜!!

 

 

 

 

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オーディオキネマ代表 

山中勇人(脚本・演出)

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