地元の書店にて、
目当ての書籍が見つからなかったので、
さて帰ろうかと思ったのですが・・・・
なんとなく、
「漫画コーナーを覗いてみようかな」
という気分になったのです〜。
今の土地に引っ越してきて、
漫画コーナーなんて一度も足を踏み入れたことなど無かったのですが、
この日は、どこか、冒険でもしたい気持ちになっていたのでしょうかね〜
そして、
その書棚を眺めて歩きながら、
私が漫画に夢中だった中高生時代との様子の激変ぶりに圧倒されていたのです〜〜。
全ての作家が手書きの時代とは、やはり、売り場の雰囲気が違う気がしますねぇ。
それだけオッサンになったというわけですね・・・
ところが、
ある作者のコーナーを発見して、
私は、とても嬉しくなってしまったのです
そうです。水木しげるさんですね〜
多くの作品が並んでいましたから、
今の若者にも、ちゃんとヒットしているということなんでしょうかね〜。
この方の作品は、50年後の書店にも陳列しているんでしょうね。
目的の商品が無かったこともあったでしょうが、
どうしても水木作品が読みたくなった私は、
いくつかを購入することにしました。
『遠野物語』は、
原作(柳田國男)も嫌いじゃないので、即購入〜。
『ゲゲゲの鬼太郎』は、
小学生の頃にコミックを持っていたので、懐かしくなってしまいましたね〜。
こちらは、思わず購入といった感じです〜
最後に私は漫画を買ったのは、
きっと15年前くらいになるかと思います。
渋谷のまんだらけにて、諸星大二郎さんの初版本を5、6冊購入したのが最後ですね。
これをキッカケに、また漫画を読み始めたら困ってしまいますね〜〜。
(高校時代などは、15作品ほどの漫画を追っかけていましたからね〜)
帰宅後、
早速、『遠野物語』から読んでみましたが、こんな不思議な漫画ってないですね。
遠野地方に伝承している100以上の民話を一冊に仕上げたものになります。
その話のどれもが、起承転結など一歳無いのですから、漫画として成立しているのかも不確かです〜
このような一冊は、水木さんでなくては手が出せないのではないでしょうかね。
よくぞ、漫画になって生まれてきたと思いますねぇ〜。
そして、
『ゲゲゲの鬼太郎』は、相変わらずの面白さです
今になって、
小学生の頃の私は、この漫画が怖くて仕方がなかったのだということが分かりましたね。
さまざまな妖怪を見るたびに、
そんな幼少期の頃の繊細な記憶が蘇ってきて面白いですね
特に、
この水木作品の独特な「間」には、今だからこそ感動させられますね。
日本人特有の生活の「間」みたいなものが、作品の不思議なテンポを生み出していますよね。
普通の漫画ではありえないカット(静寂の間みたいなもの)が挿入されていたりして、当時の感覚の鋭敏さを感じます〜
この水木さんという方は、
ほんとに不思議なおじさんだったんですね。
素晴らしい画力と、独特な語り口で、今でも魅力たっぷりなんですからね〜〜。
これは、外国の方には真似の仕様が無い作品ジャンルですね
日本人による日本を愛する人のための漫画という感じがしました。
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