基本的に、
物への執着が無い私ですが、
唯一こだわっていることがあるのです。
それは、
戴いた物は、なるべく捨てないという信念があるのです〜
誰かに物をプレゼントされたりすると、
それは、思い出と共に私の一部になったような気がするからですね。
どれだけボロボロになっても、
修繕を加えてあげることで、また一緒にいられる楽しみが増えることも喜びですよね。
こういう幸福感が私は好きなんですよね〜
先日も、
鼻緒部分が切れてしまったサンダルを修理しました。
これは、15年前にプレゼントされた革製のものになります。
15年も履いているのに、捨てられない思い出が詰まっているんですよねぇ〜。
このサンダルは、
ある人に、
「私の職場を見においで」
と声をかけていただき横浜ランドマークタワーへ行った際、その帰りにプレゼントしていただいたのです。
職場まで案内していただき、その上にサンダルまで買ってもらうなんて図々しいにも程がありますよねぇ〜
今でも、毎シーズン大事に履いているのは、その方への感謝の気持ちがあるからでしょうね。
さらに、
我が家に猫がやってきた11年前、
三毛猫が初めてかじって壊した物が、このサンダルの鼻緒でもあるのです
それ以来、
鼻緒は時々修理を繰り返しながら、色々メンテナンスをしつつ、今に至っているのです。
靴の修繕なんて面倒なイメージしかありませんが、
これも思い出とともに前向きにとらえれば、新しい楽しみにすることも可能です。
例えば、
鼻緒を修理するための端切れレザーも、修理毎に色味や素材を変えることが出来ます
前回は、オレンジ色のレザーでしたが、
今回は、チャコールグレーの高級品にしてみました。
柔らかい質感は、貼り付ける工程でとっても扱いやすく、新しい発見となりました。
これも、買い替えていたら得られない体験ですよね。
さて、完成した姿はこちらです
(写真が横になっていてすいません〜。)
15年目は、このスタイルで行きたいと思います
来シーズンは、底の部分を新調してあげたいですね。
また、これを履いて、
プレゼントしてくれた方に会いに行き、
「ええぇぇぇまだ履いているの〜〜〜」
という会話を楽しみたいと思います
物というのは、
持ち主の心意気が宿ります。
大切にしてやれば、毎年のように思い出を積み重ねてくれます。
古びてもきますが、これも味のあるヤレ感として私自身となるのです。
私の歴史ともなるのです。
このサンダルは、
戴いた時点から物語が始まっているような気がします。
私にとっては全てが楽しい出来事なのです。
だから、エンディングは、できる限り遠ざけておきたいですよね
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