声優を目指されている方もいらっしゃるかと思います。
今日は、
もしかしたら・・・、
ちょっと、
トレーニングの参考になるものがあるかもしれません。
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/193.gif)
この所、
私は、ある映画に夢中になっております。
それは、
ディズニー映画の、
『わんわん物語』
です
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/187.gif)
そう、あの、犬のアニメーションです
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
(オッサンの見る映画では、ないですね・・・
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
実は、
もう何度も観ているのですが、
この作品、
日本語の吹き替えが、
驚くほど素晴らしいのです
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
昔のディズニー映画ってのは、
今では超一流となっている声優達のオンパレードなんですよね。
(中には、惜しくも既にお亡くなりの方もいます・・・
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif)
そんな中でも、
この『わんわん物語』は、
演技の研究には、
モッテコイの教材だと断言したいのです
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/043.gif)
(ジブリ映画に匹敵するくらいよい教材です
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
キャストを紹介しますと、
藤田淑子さん
中尾隆聖さん、
槐柳二さん、
滝口順平さん、
戸田恵子さん、
村越伊知郎さん、
永井一郎さん、
熊倉一雄さん、
京田尚子さん、
などなど、
とんでもない布陣で制作されているんです
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
私の個人的意見ですが、
きっと・・・・・
英語のオリジナルよりも、
吹き替え版の日本語キャストの方が、
映画によく合っているのではないでしょうか。
よりキャラクター達が生き生きとしている気がします
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/104.gif)
(そのくらいのクオリティーの高さなんです
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/178.gif)
出来ることなら、
ウォルト・ディズニー本人の意見を聴いてみたいですね
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/193.gif)
私は、
この映画の鑑賞を重ねながら、
今では、
出演されている名優たちの、
演技の質の高さに、
魅力の奥深さに、
独特なオリジナリティーに、
スッカリと虜になってしまっています
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
(私の好物である節回しも絶品です
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/193.gif)
何度も観るにしたがい、
この、
作りこまれた演技の繊細さに、
ほとほと感心させられてしまうのです
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
○アメリカ産のアニメーション映画である。
○子供向け映画である。
○動物映画である。
○とっても個性的なキャラクター設定である。
などなど演技表現に持ち込む課題は沢山あるのですが、
それらは完璧なまでに達成されているのです
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
そして、
さらに、
声優の皆さんは、
日本語の持つ繊細さで、
キャラクターの内面までもを鮮明に表現しているのです
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/043.gif)
(ここが、なにより素晴らしいのです
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
こういった完成度の高いアニメ演技は、
どうしても、
演技表現の魅力に引っ張られてしまって、
その声優のスキルの中身を判断する集中力が鈍ってしまうものです。
(それだけ演技が魅力的なんですね
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/104.gif)
ついつい観客は振り回されてしまいます・・・
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)
でも、
鑑賞の回数を重ねると、
次第に演技はシンプルに見えてくるものです。
声優がどれだけのものを一つのセリフに封じ込めているのか・・・・、
これが分かってくるのです。
段々とディフォルメされた表現が剥がれていき、
演技の芯の部分までもが理解出来るはずです
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/187.gif)
ここまで来ると、
ちょっとずるい話ですが・・・、
声優さんの演技プランに対する作戦が、
覗けてしまうものです
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/193.gif)
私は、
こういったトレーニングも、
アニメ声優になるべき需要な研究だと思います。
教材にする作品は、
出来る限り一級品にすべきなのも、
こういった理由からですね
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
もし、興味がありましたら、
レンタルショップで映画を探してみてください。
しつこ~く、
何度も鑑賞して頂ければ、
私の話もご理解頂けると思います
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
とっても温かい映画ですよぉ~。
オーディオキネマ
脚本・演出
山中
【twitter】