アクターズ・スタジオ・インタビューを観て。 | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

オーディオキネマ 公式ブログ

今日は、

午前中に、

『アクターズ・スタジオ・インタビュー
250回スペシャル』


を鑑賞しました

(これは、先日、BSチャンネルにて放送されたものです。)




皆さんは、

この『アクターズ・スタジオ・インタビュー』をご存知でしょうか

私は、随分昔に、

NHKで放送されていた時、

毎週欠かさず観ていたのをよく覚えていますね。

そこでは、

『ブラッド・ピット 自らを語る』

なんていう、ゲストの名前を配したタイトルでしたね



毎回、

日本人の私達にも馴染みのある、

スター俳優、映画監督などをゲストに招き、

その素顔、演技の極意に迫るトーク番組なんです。

そして、注目すべきは、

番組の趣旨が、

ゲストの内面、

映画製作時の秘話、悩み、葛藤へと、

テーマが深まって行くということです

日本のような、

新作映画やドラマの宣伝のために、

出演キャストが思い出話をするのとは、

全く訳が違うんです



真剣に、

ドラマ制作現場を目指す若者にとっては、

とてもありがたい番組なんですよね

こういった番組が存在するアメリカは、

やはり凄い!と言わざるをえないですね~。




そして、

アクターズ・スタジオというところは、

現代の欧米の演技を作ったと言っても過言ではない、

世界でも最大級の尊敬を集めている、

ニューヨークにある演技学校のことなんです

世界中の俳優、監督、演出家、脚本家を志望する者が目指す、

まさに、演技に関する聖地のような場所ですね



現在の学長は、

アル・パチーノ

エレン・バースティン

ハーベイ・カイテル


が共同で務めています

(とんでもない学校ですね

皆さん、このスタジオの卒業生ですね。

そして、

副学長を、

インタビュー番組でも司会を務めるジェームズ・リプトンが務めています。




こんな学校ですから、

ここの卒業生一覧を見ると、

それはまさに、

ハリウッドの映画史をみるような感動がありますね

興味のある方は、

一度ウィキペディアでも検索してみてください。

(信じられない俳優養成所ですよ・・・ホント




ここまで長々と、

説明不要なことを書きましたが、

私自身、

「演技とはなんなのか

「一流の役者とはどんなものなのか

「ドラマの仕事をするとは何を意味するのか


ということを学んだのが、

このシリーズ番組なんです

一人ひとりのスター俳優の言葉が、

当時青年だった私の心に突き刺さったものです。

今思い返しても、

あれほど、刺激的な経験はあまり出来ないですね




本日観た、

250回スペシャル番組の中では、

幾つもの過去のインタビューが流れましたが、

私が当時、

強く影響を受けたゲストも沢山出ていました

(懐かしい~。)

彼らのインタビューを見逃していたら、

私はどんな人間になっていたのか・・・・と、

不思議な気分になってしまいましたね



中でも思い出すのは、

フランシス・フォード・コッポラ監督の回には、

本当に助けられた気がしていますね

映画の専門学校を卒業した頃に、

このインタビューを観た記憶があります。




この頃の私は、

自分の才能に自身が持てないことを、

大きな悩みにしていました。

そんな気持ちに勇気を与えてくれたのが、

コッポラ監督の言葉でしたね

まさに、

世界中の私のような状態の人間に、

エールを送ってくれた言葉でした。

本当に、ありがたい話ですよね




今日観た番組の中でも、

スパイク・リー監督が、

司会者に、

「この番組の全インタビュー250回をDVDボックスにしなさい」

と言っていましたが、

あれば買うかも知れませんね

是非、欲しいなぁ~。



なんていう、

テレビをみた感想をブログにしてみました



※ちなみに、渋谷ツタヤさんでは、1部をレンタルしていた気がしますね。
 良かったら探してみてください~。



 

【12月開催のワークショップ】
①声優のためのワークショップ
『一ヶ月でシナリオの読み方を知る!』

脚本家であり演出家でもあるスタッフが、シナリオの読み方をレクチャーします。
全4回の講義で、曖昧だった読み方が明確に変わります!
※日程、講義内容の詳細はコチラ


②声優の〈シナリオの読み込み〉を鍛える

『声優のための3ヶ月ワークショップ』
 

 

 

現場で使用したシナリオを使っての実践的な読み込みのトレーニングです。
ベテラン声優に近づくための基礎を徹底的にレクチャーします。
※具体的な詳細内容はコチラ