『研ぎ師伊之助深川噺ができるまで 77』 | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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~ライターのつぶやき~

「リアリティー」

 

 

 

前回は、

 

「感受性」という言葉から、

 

「リアリティー」のある演技へと

 

話が移ってしまいましたニコニコ

 

 

 

今回は、

 

シナリオ上のリアリティーの話をしたいと思いますビックリマーク

 

 

 

人気作品を例にして話してみましょう。

 

映画『天空の城ラピュタ』

 

映画『攻殻機動隊』

 

なんていかがでしょうか音譜

 

 

 

まずは、

 

『天空の城ラピュタ』得意げ

 

この作品は、スタジオジブリが初期に手がけた作品です。

 

作画や動画は、近年のものほど緻密ではありません。

 

しかし、どのキャラクターも生き生きしていて楽しく、ストーリーは驚くほどのリアリティーがあり、

 

グイグイ引きこまれてしまいます。

 

何故なのか・・・はてなマーク

 

 

 

その仕掛けは、冒頭から始まっています。

 

 

 

さらわれたシータが、飛行船から落ちるシーンの後ですね。

 

 

そう、パズーの登場シーンですビックリマーク

 

 

あの登場シーンからシータが目覚めるまで、

 

 

実は、徹底的にパズーの生活が描かれています。

 

 

・炭鉱で働くパズー。仕事内容。

 

・残業のための夜食を買う、行きつけの店。

・職場の親方や仕事仲間。

・パズーの家の様子。町の風景。

・早朝の鳩への餌やり。

・朝のラッパ演奏。

・朝食の支度。目玉焼き。

・部屋の内装。試作中の飛行機。

・父の映したラピュタの写真。

 

などなど・・・。

 

 

凄いですね目!!

 

 

ざっと上げてもこの量です。

 

 

上手くストーリーに絡まっているので、

 

 

気にならなりませんが、

 

 

あの短い時間でここまで主人公の身の回りを描くことは、

 

 

高度なシナリオ制作の技術の成せる技と言わねばなりませんニコニコ

 

 

宮崎駿監督は、素晴らしい脚本家なので、

 

 

主人公の身の回りをしっかり描くことが、

 

 

作品のリアリティー感を上げる効果があることを、

 

 

過去の作品制作からよく理解しているんですねグッド!

 

 

実にスマートでカッコイイ、

 

 

憧れのシナリオですね!!

 

 

この辺りで、観客は、すっかり二人に引きこまれているはずです。

 

 

そして、じっくりと登場人物を観察したために、

 

 

この後に登場する他の人物達にも、リアリティーを感じてしまうはずです。

 

 

宮崎監督恐るべし叫び!!

 

 

 

 

 

では、もう一作品

 

 

 

 

 

『攻殻機動隊』ですが、

 

 

これは難しい作品ですねニコニコ

 

 

主人公の私生活は、ベールに包まれていて、

 

 

ほとんど描かれません。

 

 

ミステリアスな主人公ですからね。

 

 

しかし、あの主人公、妙にリアリティーがありますビックリマーク

 

 

なんではてなマーク

 

 

 

 

私の考えでは、あの押井監督作品の特徴である「長台詞」にヒントがある気がします。

 

 

 

 

あの「難解な長台詞」ですが、

 

 

確かに、難しいので眠気を誘う効果はあると思います。

 

 

しかし、押井監督が好きなファンは、あの長台詞から、

 

 

キャラクターの内面を探ろうとします。

 

 

ココにリアリティーへの秘策がある気がしますグッド!

 

 

 

 

キャラクターの内面へ、観客が故意に踏み込むと、

 

 

 

 

そこには、踏み込むだけの深みがあると錯覚しているのでは無いでしょうか。

 

 

アニメのキャラクターに、その様な深みがあると感じた時点で、

 

 

その人物のリアリティーは、十分に成立しているでしょうニコニコ

 

 

 

 

しかし、内面を探ってみても何も掴めないから、

 

 

 

 

難解な作品だと感じてしまうんですねショック!

 

 

本当の主人公の内面など、原作者しか分からいはずですからね。

 

 

 

しかし、あの掴みどころのないキャラクターでさえ、

 

 

 

リアリティーをもってアニメの中に存在しているのですから、

 

 

押井監督の作家力は、恐ろしい力量ですねあせる

 

 

世界が虜になるのは当然ですねビックリマーク

 

 

 

 

この様に、

 

 

 

 

私の推量で、リアリティーについて書きましたが、

 

 

作品それぞれに、リアリティーの構築の為の作業が徹底されています。

 

 

それら緻密な作業に、最後の仕上げをするのが声優の方々です。

 

 

 

 

声優とは、プレッシャーのかかる仕事ですが、

 

 

 

 

楽しくないはずがありませんねニコニコ

 

 

最終作業に華々しく登場して、

 

 

作品を仕上げていくんですからねグッド!

 

 

 

 

そんな登場、

 

 

 

 

ヒーローでしょ。

 

 

 

 

 

 

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