『研ぎ師伊之助深川噺ができるまで 76』 | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

オーディオキネマ 公式ブログ

~ライターのつぶやき~

「難しい質問」

 

 

 

私は、あんまり頭が良くないもので、

 

物事は、出来るだけ具体的に考える癖をつけていますにひひ

 

曖昧さは、日本人の穏やかさの象徴のようですが、

 

自分自身のためには、

 

 

ハッキリクッキリが良いと思っています。

 

 

 

 

とくに、

 

 

 

 

今のような制作の仕事をしてからは、

 

 

何でも具体的にしていかなければ、

 

 

他人さんへ誤解を与えてしまうこともありますからねビックリマーク

 

 

これは要注意ですあせる

 

 

 

 

 

最近、ある若い役者君に相談を受けたのですが、

 

 

 

 

 

声優養成所の講師に、

 

 

「キミは感受性が無い」と言われたそうですガーン

 

 

そして、

 

 

「感受性ってどういうことですか?」と、

 

 

私は聞かれました。

 

 

(とんでもない問題を投げかけられたもんだ・・・ショック!

 

 

 

 

 

本当は、

 

 

 

 

 

「自分で答えを探しなさいよ、あなた・・・」と言いたいのですが、

 

 

あまり冷たくしても可愛そうだし、

 

 

私は誰からも嫌われたくないし、

 

 

ということで一緒に考えることにしましたニコニコ

 

 

 

 

 

彼が、講師にそう言われたのは、

 

 

 

 

 

養成所の所属オーディションでのことでした。

 

 

オーディション原稿を見ながら演技し、

 

 

長々と評価があった最後に、感受性の話になったそうです。

 

 

原稿についてかいつまんで聞くと、

 

 

怒ったり悲しんだりする青年のセリフでした。

 

 

 

 

 

ここからは、ただの私ライターの意見なので、

 

 

 

 

 

本当のところは、

 

 

もちろん試験官である講師本人に尋ねるしかありません。

 

 

その辺りを忘れずに続きをお読みくださいニコニコ

 

 

 

 

 

しかし、彼の言った「感受性」とは何を指すのでしょうかはてなマーク

 

 

 

 

 

 

 

 

感受性のある人は、

 

 

 

 

 

人物の心情に敏感です。

 

 

物事の変化にも敏感に反応します。

 

 

(「空気を読む」とは意味が違いますね。)

 

 

 

 

この役者君は、

 

 

 

 

原稿の青年の心を敏感に理解していなかったのはないか。

 

 

敏感に理解するとは、

 

 

言葉でいうと、リアルに感じることができるか、ということでしょうか。

 

 

 

 

台本にある人物を、

 

 

 

 

まさに実在するかのように自分の中で強くイメージし、理解する。

 

 

そして、そのキャラクターの心をリアリティーをもって感じることが出来るか。

 

 

ここが、演技の真骨頂ですビックリマーク

 

 

 

 

役者が、キャラクターに命を吹き込み、生き生きと表現する。

 

 

 

 

すべてが、作り物でフィクションなのが、ドラマ制作です。

 

 

しかし、役者が感受性をもって、キャラクターを表現しなければ、

 

 

すべては、リアルに感じないということですグッド!

 

 

 

 

 

私に相談に来た役者君は、

 

 

 

 

 

まだ、セリフを「それっぽく読んでいる」だけだったのかも知れません。

 

 

そんなカタチだけの演技では、審査は通過できません。

 

 

「感受性」なんて言葉は、ちょっと難しいですから、

 

 

「どれだけリアルに役の心を理解し、作り物を感じさせないくらい生き生きとさせるか」

 

 

をこれから考えるのがいいと思うよ、

 

 

と言って帰ってもらいました。

 

 

(ふぅ~)

 

 

 

 

 

本当に納得してくれたかは分かりませんが、

 

 

 

 

 

私の最大限に考えた答えを聞いてもらいましたニコニコ

 

 

ドラマ制作者は、いつでも作品をリアルに作りたいと思っています。

 

 

映画『攻殻機動隊』『となりのトトロ』などの名作も、

 

 

荒唐無稽なSFやファンタジーですが、

 

 

驚くほどリアリティーがあります。

 

 

作品にリアリティーを持たせる作業は、シナリオ制作の段階から意識して作られています。

 

 

役者のアフレコも、そこを意識していなくてはなりません。

 

 

 

 

感受性がなければ、

 

 

 

 

そのコトを本当に、心で理解は出来ないのかもしれません。

 

 

 

 

 

★10月スタートのワークショップ

 

 

 

 

キャスティングも行うワークショップ案内はコチラ
「スタートは、10月3週目から! 申し込み受付中」

 

★『研ぎ師伊之助深川噺』公式サイトはこちら から