ドラゴンクエスト日記 -114ページ目

047.ラダトーム城---ローラ姫とのお楽しみ  ドラゴンクエスト I

やがて窓の外が白み、小鳥がさえずり始めるとローラ姫も自然と目を覚ました。
しばらく自分の状況が理解できていないようにぼんやりとあたりを見回し、僕を見つけるとにっこりと笑ってくれた。



さぁ、今日はついにローラ姫を連れてラダトーム城に戻る日だ。
ラダトーム王も首を長くして待っているだろうから、早く戻って安心させてあげよう。



そして今日もローラ姫を抱き上げ、そのまま宿屋を出ようとすると、宿屋の親父がうらやましそうな顔で見送ってくれた。


「おはようございます。ゆうべはお楽しみでしたね」
オタノシミデシタネ( ´,_ゝ`)  (*゚Д゚*;)ナ、ナンデスト!?



ぼ、僕は何もしてないぞ。勝手なこと言わないでくれよ。
そう抗議したのだが、宿屋の親父は『分かってますって。誰にも言いませんよ』と言わんばかりの表情でにんまりしながらうなずくばかりだ。



ちくしょう、ホントに何もしてないってのに。
これ以上あらぬ誤解を受けたくないので、早々にルーラで戻ることにした。
ローラ姫に、思い残すことは何もないかを確認する。



しばらく無言のまま僕を見つめ、そしてこっくりとうなずいた。
僕にすべてを任せてくれるこの人を、できればこの先もずっと守り続けたい。
でも、それはできないのだ。


僕にはするべきことがあり、その旅はあまりに危険で、とてもローラ姫を連れて行くことなどできないのだ。



最後の最後、僕はどうしても我慢できなくなって、ぎゅっとローラ姫を抱きしめた。
ローラ姫はそれを黙って受け入れてくれた。
ローラ姫の心地よく甘い匂いをたっぷり吸い込んだ後、僕はルーラを唱えた。



瞬間移動呪文のルーラを唱えることで、アレフガルドのどこにいようとも瞬時にラダトーム城まで帰還することができる。
僕とローラ姫はすばらしい勢いで空を翔け、次の瞬間にはラダトーム城の正門前に到着していた。



突如空から降ってきた僕たちを見て驚いたのだろう。
正門を警備していた衛兵たちが緊張した面持ちで持っていた槍を身構え、そして空から降ってきた人物が誰かを理解すると、腰を抜かさんばかりに驚いていた。


ここまでくればモンスターに襲われる心配もないのだが、せっかくなのでローラ姫を抱いたまま城内を歩き回ってみる。

やはりみな一様に驚き、そして一刻も早く王様のもとへ連れて行くようにと興奮して唾を飛ばす。

姫をさらわれたラダトーム王がいかに落胆していたのかが、城内の人たちの反応だけでもよくわかる気がした。



おそらく王のところには、もうローラ姫帰還の一報が伝わっているだろう。
あまり待たせるのもよくないし、そろそろ二階の王の間へと向かうことにしよう。


===今日のリューン===
レベル 13
HP    39
MP    51
お金   14822
経験地 6697

道具   やくそう×4、かぎ×6、りゅうのうろこ、ようせいのふえ
武器   はがねのつるぎ
鎧    はがねのよろい
盾    てつのたて
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