エンジンストール K6A MC21Sモコ 他編(^^ | ドラゴンホークのブログ

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○日産 モコ DBA-MG22S

(スズキ MRワゴン DBA-MF22S)

平成22年 119000km

87000kmから5年半間診させて頂いている車両です。

突然ガタガタ&ブルブルしはじめて、信号待ちでエンジンストール。

何とか再始動させ、アクセルをあおりながら戻って来られたとの事。

大型連休前半だった為、長期お預かりは避けたい所です。

お預かり時には症状が出て無い。

IGコイルかな?と思いながら診断機でチェックするも、故障コード無し。

買換え考慮の車両でしたので、清掃を行っていなかったスロットル関連を清掃。

純正部品供給の無いOリングも在庫してます。

※お客様が症状を確認した時と同じ状況で試運転します。

発症時の問診が非常に重要です。

始動後すぐに発進(暖気運転しない)される方なのも肝に成ります。

作業終了後にモニタリングしながら走行すると、冷却水温度が45℃付近で

IACの流量が10数パーセントまで低下して、アイドリングも500rpm程度まで低下。

アクセルOFFで交差点停止でエンジンストール。

※上記画像は修理後の物です。

しかし、水温が65℃を越えて行くと少し回転数が低いかな(50rpm程度)で

安定しておりました。

今回症状が出るタイミングは、冷間時から45℃~60℃付近でアクセルをOFFの時ですから

暖気していたら確認出来ないトラブルでした。

フォルクスワーゲン ルポ&ポロで起きる水温センサートラブルのように、

Dさんでの点検中では「症状出ません」で返却されるパターンに成りますね。

部品屋さんに純正確認を取るも、バルブ(ISCV)だけの供給が無く

スロットルバルブASSYとの事。

やむを得ず、ネットで販売している社外品を使う事に成りました。

以前、自社の代車でスバルR2とプレオでISCVを社外で使いましたが

あまり良い物では無いのですが仕方無い感じです。

交換後に試運転しながらモニタリング。

問題無く機能しておりました。

90℃でサーモスタットが開いたようで、そこから86℃~89℃で安定してました。

エアコンのアイドルアップも確認。

連休後半のご使用に間に合いました(^^