〇日産(三菱OEM) クリッパーDX 2WD AT3速
平成18年 GBD-U71V 3G83 109000km
去年4月に納めさせて頂いた車両(下記ブログ2台目に紹介)です。
ミニキャブと表記しております。
ベルトが当たっていない場所が湿気で錆びて来てます。
左がおろしたエンジンで、4月にタイベル、W/Pなど交換済みの為
6万キロの中古エンジンに移植します。
ガスケット類は新品で準備済みです。
※中古エンジンの方が高年式のようです。
タイミングベルトテンショナーの固定が、スタッドボルトとボルトの
違いが有りました。
下したエンジンのノックセンサーは10mm径タイプ
中古エンジンの方は8mmボルトで固定タイプ
過去に経験した原動機型式が同じでも、変更が生じている状況を確認。
ブロックに刺さる8mmの方は少々削って長さ調整を行いましたが・・・
ピッチもドンピシャで克服しました(^0^
キッチリ信号も入って来ます。
逆バージョンのアダプターも有るので、3G83 中古コア問題が解消された感じです。
試しに在庫品で確認。
※ホンダ E07Zのノックセンサーはピッチが合いませんでした。
オイルプレッシャースイッチの形状も違いますが
径とピッチは同じなので、打ち替えでクリアーです。
放置の長いエンジン問題が発覚しました。
クランクの一部が湿気で錆びておりました。
水没や水混入では無く、不思議と1部分だけでした。
サビを削り落とし磨きましたが、少々不安に成りオイルパンに
マグネットを設置しました。
音の出ていたエンジンはNo2シリンダーピストンの焼き付きでした。
鉄ブロックとは言え、シリンダー上部の傷は深刻でした。
3G83 は鉄ブロックでバランサーシャフトを使っているのと、
独特な音を出すあたりから、短命で本気で向き合う気が起きないエンジンですね。