今年の大型連休は、おうち時間(複数台中古新規作業他)ですので、
休んではおりませんが、ご来店は外出に成りますので、お気を付け下さい。
ルノー アヴァンタイム 平成14年 GH-EL7X 105000km
モーターショー用に作っちゃたコンセプトカーのような
斬新な車両・・・存在は知っておりましたが、初対面です。
後部のシルエットが特徴的で、一度見たら忘れません。
ドアのギミックが面白いですね。
中古新規での点検を含む、オイル漏れ修理のご依頼です。
もうもうと煙を上げるくらい漏れているそうです。
3LのL7X型エンジンはルーテシアでも後部に搭載されているようですが、
こちらはショートノーズに横置きの為、後バンクの作業が大変そうです。
しかも、部品が絶版との事で、処置方法を考えます。
まず、作業しやすい前バンクから・・・
プラグ付近に溜まっておりますね。
インテーク側のアルミカバーからの漏れがひどいですが、
エキゾースト側の樹脂カバーもジワジワ・・・
後ろ側のバンクは・・・
インテークを外さないとプラグも外せません。
手間を考慮すると、プラグは新品を準備してからの方が良さそうです。
カバー外してみました。ん~、オイル管理が疎かな感じが否めません。
タイミングベルト側が作業要注意に成ります。
樹脂カバー側は
カチカチでパキパキ折れてしまう状況で無かったで
パッキンが外せました。
先月紹介したシトロエンC3とヘッド構造のコンセプトは同じようですが
パッキン形状は全く違います。
代用品などでどうにか成る物では無さそうです。
アルミ製側は、直接盛り付けて有るような感じで・・・
交換の場合はカバーASSYで高価な物のようですが、そもそも絶版品
ゴムパッキンは膨張収縮に対応した柔軟性が必要ですが、
絶版では仕方がないので、液体シールべっちょり処置に成ります。
綺麗に掃除して・・・プラグの持込み待ちです。
装着されていたのがFGR8MQPEで、届いたのがFR8SPP332
飛火位置が変わって来るので、燃焼に影響は無いのでしょうか?
これで良いとの事・・・
いよいよ、後ろ側に着手です。
カバー後部のエキマニ上でオイルが滴っており・・・
マフラーに直撃!
エンジン掛けると少しの間、もうもうと・・・って、燃えちゃいますよ(><
構造を理解してしまえば、外せると言った感じです。
インマニ側のネジを外したら、少し持ち上げてスロットルバルブ側に
25mm程度スライドすると、後バンクEX側の2ヵ所固定部から外せます。
※上記の意味が理解できない方は、ご自身でチャレンジするのは避けた方が良いです。
赤丸の2ヵ所が固定部です。
エキゾースト側の漏れが凄いですね。
狭く奥まっているので、肉眼では無理です。
ゴミでさへも落とせないので、インマニにはテープします。
インテーク側の樹脂カバーを外します。
掃除して、テープを貼ってプラグを外します。
1本ひどい事に成ってました。
冷間時、失火を感じられたので交換をお勧めして良かったです。
暖まれば調子良いから・・・と仰ってましたが、そもそも掛け始め
調子悪いのは問題ですよ。
問題のEX側は、ネジ外すとカバーが滑り落ちそうに・・・
とにかく、掃除が大変!
パーツクリーナーの長いノズルに、鏡を駆使して作業します。
パッキンが当たる面も、感覚を研ぎ澄ませ手さぐり作業です。
プーリー側が最も神経を使います。
スロットルも清掃済みです。
おやおや、バンクが違うと、パッキン形状も異なりますね。
インマニ側のパッキンは有ったようです(^^
吸気部に液体シールは避けたいですからね。
大変・・・の二文字で表現できない案件でした。
ブレーキランプが不灯との事で外して見ると、
端子はボロボロで、樹脂製ソケットはバルブロック部がグズグズ。
レンズでさへ絶版との事ですから、国産中古品で対応します。
レンズ側を・・・
彫刻刀でカットして・・・
カッチリ固定されました。防水もバッチリでした。
道で見かけたら幸せに成れるレベルの希少車です(^^/~
#アヴァンタイムオイル漏れ
前のブログ離島へ納車 タントにチョッと出しましたKei
平成20年 ABA-HN22S 91000km Bターボ
こちらの内容は長男の通勤マシーン準備編(^^に引っ越しました。
5/6
本日も仕事前に自身のアメブロをチェックすると・・・(◎0◎!
公式ジャンル #ルノー で1位
ご観覧、ありがとうございますm(_ _)m
しかし、2位がアルファネタとは・・・orz
慌てて、ハッシュタグ追加してしまいました(^^;A
5/10
今回は長く残れておりますm(_ _)m
希少車ネタなので、参考需要は無いと思うのですが・・・
ご観覧、ありがとうございますm(_ _)m