士は己を知る者の為に死す -50ページ目

士は己を知る者の為に死す

男は自分を理解してくれる人の為なら命を懸けて尽くす

主従関係は、征服支配よりも理解



玉と棒。いえ、決して下ネタではありません。



貴方は、玉浮木派?それとも棒浮木派?


私は、断然棒浮木派です。どうしてもと云う場合を除いては、棒浮木を使います。



その理由は?


沈んで行く姿が美しいから。


ただ、それだけです。



PCの画面にノートンの警告メッセージが表示された。


どうやらウィルスを発見したらしい。


「Risk」の蘭には「Trojyan Horse」



これは、トロイの木馬と呼ばれる種類のウィルスで、便利なアプリケーションを装って、ユーザーがインストールすると、ウィルスに感染し、HDD内のファイルを特定のサーバーに送ったりする。


リンクがあるようなのでクリックするとシマンテックのホームページが表示された。

「ふむふむ、最初に発見されたのは2004年・・・2004年?」

2004年に作られたウィルスが、メールサーバ-をすり抜け、ノートンのメールチェックをすり抜けて、受信されたと言うのか?

そうだとしたら、間抜けなり!ノートン。



結局、間抜けなのは、警告のメッセージであった。新種のウィルスであろうが、亜種であろうが、トロイの木馬タイプのウィルスの場合、この2004年に作られたウィルスのページにリンクを張るようだ。


僕はBecky!を使っているので、ウィルスを受信しただけで、感染はしていない。


しっかし、重くて使えないくせに、2004年のウィルスを素通りさせたら、削除してやるぜ!ノートン。




太郎「カンちゃんが大変!」
康夫「どうしたの?」
太郎「衆議院で再可決できない」
康夫「なんだよ、藪から棒に」
太郎「だからさぁ、康夫ちゃんが使った殿下の包丁が使えないってこと」
康夫「それも言うなら、伝家の宝刀」
太郎「どっちでもいいよ」
康夫「まったく、君ってやつは」
太郎「君に、『君』呼ばわりされる覚えはない!」
康夫「君だって、僕を『君』って言ってるじゃないか!」
太郎「あら、本当。こりゃ、失敬」
康夫「・・・」
太郎「で、何の話をしてたっけ?」
康夫「衆議院の再可決」
太郎「そうそう、それそれ。で、衆議院の再可決って何?」
康夫「知らずに騒いでいたのかい?」
太郎「ニュースで言ってたからさぁ」
康夫「国会には衆議院と参議院があるでしょ?」
太郎「それくらい知ってるよ。馬鹿にするなぃ」
康夫「はいはい、で、法案(法律)は、先ず衆議院で審議される」
太郎「そうそう、法案は衆議院。参議院は・・・何するんだっけ?」
康夫「衆議院で可決された法案は、次に参議院で審議される」
太郎「そうだった。あれって、まどろっこしいんだよね。両方の議員を集めって一緒に審議すりゃあ早いのに」
康夫「それじゃあ、二院制の意味がない」
太郎「何で?」
康夫「参議院は衆議院のお目付け役だからさ」
太郎「お目付け役?」
康夫「そう、衆議院が一部の個人や企業に肩入れするような法律を作ったら、参議院でその法案に駄目だしをするのさ」
太郎「なるほどぉ、さしずめ大久保彦左衛門」
康夫「そう、参議院は天下のご意見番」
太郎「衆議院は馬鹿殿」
康夫「馬鹿はいりません。まぁ、衆議院は将軍のようなものですな」
太郎「だしょ?」
康夫「まぁね」


太郎「ってことは、町民を苦しめるおふれを出した衆議院を、参議院が諌めるってことですな」
康夫「そうでもない」
太郎「え?違うの?」
康夫「江戸時代と違うのは、再可決ができるってこと」
太郎「そうそう、それよ!再可決・・・って、何?」
康夫「参議院で否決された法案は、再び衆議院で審議されるの。ここで可決(つまり再可決)されると、参議院で否決された法案でも成立するってわけ」
太郎「じゃあ、参議院はいらないじゃん」
康夫「まぁ、法案を全く修正しないで再可決すれば、そう云うことになるけど、だいたいは水面下で駆け引きがあって、何らかの修正が入るから、参議院が機能してるってわけさ」
太郎「ふ~ん」
康夫「それに、再可決にはひとつハードルがある」
太郎「なになに?」
康夫「再可決の場合は、出席している議員の2/3以上の賛成が必要なんだ」
太郎「それが何か?」
康夫「通常は、衆議院も参議院も過半数、つまり半分以上の議員が賛成すれば可決する」
太郎「ふむふむ」
康夫「しかし、再可決の場合は2/3以上。通常の議決よりもハードルが高いってわけ」
太郎「なんるほどねぇ」
康夫「今、民主党は衆議院で過半数は超えているけど、2/3には届かない」
太郎「おぉ!」
康夫「議員定数480に対し民主党議員は307人。2/3である320に13人足りない」
太郎「連立している国民新党の4人を足しても311だから・・・足りない」
康夫「そう、だから、衆議院でな再可決は難しい」
太郎「ってことは?」
康夫「野党のどこかに協力してもらわないと、法案は全く成立しなくなる」


太郎「面白くなってきやがったぜ!」
康夫「そうも言ってられない」
太郎「何で?」
康夫「法案がまったく通らなくなったら、国の機能が麻痺する」
太郎「我が党に風が吹く」
康夫「いくら風が吹いたって、国力が落ちていたら、何もできない。外国も相手にしてくれない」
太郎「金目当ての途上国を切り捨てるいいチャンスじゃない」
康夫「そりゃそうだけど」
太郎「貧乏になったから、もうあなた方に援助はできません。ついでに、金だけふんだくって常任理事国にしない国連への負担金も減額すれば、かなり健全な国家財政になるんじゃない?」
康夫「どうかな?」
太郎「なるさ」
康夫「ちゃんと調べてからじゃないとね」
太郎「そうか、民主党の二の舞だ。獲らぬ狸の皮算用」
康夫「そう云う事!」

太郎「再議決の時はボイコットしちゃうぞって脅してやろう」
康夫「それは、あっちの思う壺だ」
太郎「何でだよ?我々野党の協力がなきゃ再可決はできないんだろ?ちょっと脅せばこっちのいいなりになるさ」
康夫「審議をボイコットしたら出席者数が減るじゃないか」
太郎「いいじゃないの。民主党だけではどうにもならないんだから」
康夫「それが、どうにかなるの!」
太郎「そんな訳ないじゃん」
康夫「だから、可決は『出席議員』の2/3以上なの」
太郎「だからさぁ、2/3以上なんでしょ?出席議員の・・・あ!」
康夫「わかった?野党がボイコットしたら、民主党が出席議員の100%になるから再可決できるの」
太郎「あちゃ~、とんだ落とし穴」
康夫「通常の可決は過半数だから、野党がいようがいまいが民主党だけで可決できる。しかし、衆議院での再可決は、全議員が出席すれば、民主党の強行採決を阻止できるけど、野党がボイコットしたら法案が通ってしまう」
太郎「何が何でも出席しなきゃ」
康夫「そうだね」
太郎「じゃあ、絶対に欠席しないぞって、脅してくる」
康夫「何だか、間抜けな台詞」
太郎「何か言ったか?」
康夫「いってらっしゃい!」
太郎「おぅ!行ってくるぜぃ!」





太郎「負けましたなぁ」
康夫「負けましたなぁ」
太郎「我が党大勝利」
康夫「そう?」
太郎「我が党は、議席を増やしました」
康夫「そうだけど」
太郎「何か問題でも」
康夫「過半数を確保したわけではない」
太郎「まぁ、そうだけど」
康夫「与党にならなければ、政策は通らない」
太郎「確かに。しかし、我が党が大連合を組めば」
康夫「過半数になる?」
太郎「参議院の定数は242」
康夫「平成12年に改正されましたな」
太郎「過半数は121」
康夫「過半数と言うより半分ですな」
太郎「我が党の勢力は84」
康夫「37足りませんな」
太郎「民主党の勢力は106」
康夫「15足りません」
太郎「公明党19、みんなの党11、たちあがれ日本3、新党改革2を足して35・・・」
康夫「この際、共産党も入れちゃう?」
太郎「ん~、共産党と社民党は、自衛隊問題でもめるから」
康夫「だよね~、非現実的だもんね」
太郎「ってことは、やっぱり野党?」
康夫「そういうことだね」
太郎「じゃあ、勝ったのはどこなのよ?」
康夫「みんなの党でしょう!」
太郎「どうして?たったの11人じゃない」
康夫「民主党は106議席」
太郎「過半数に足りませんな」
康夫「国民新党の3議席と社民党の4議席を足しても113議席」
太郎「まだまだ、足りませんなぁ」
康夫「みんなの党の11議席を足すと?」
太郎「113足す11だから・・・指が足りません!」
康夫「手足の指で計算すなっ!」
太郎「え~、御破算に願いましては!」
康夫「今時、算盤かい!」
太郎「整いました!」
康夫「謎かけじゃねぇ~よ」
太郎「124議席」
康夫「御名算」
太郎「過半数を超えました」
康夫「そういうことよ」
太郎「どういうこと?」
康夫「え~、わかるでしょう?」
太郎「わからないから訊いてるの」
康夫「威張って言うことじゃない」
太郎「こりゃ、失敬」
康夫「みんなの党は、キャスティングボードを握ったってことさ」
太郎「それって、キャスティングボートのこと?」
康夫「ボート(舟)じゃないでしょう。ボード(板)ですよ」
太郎「いいや、voteは投票、賛否表示の意味でboat(船)じゃないし、board(板)って言ってるのは間違いなんだよ」
康夫「え、え?!って、そこまで知ってるなら・・・」
太郎「英語の意味は知ってるけど、使い方は習わなかった」
康夫「宝の持ち腐れですなぁ」
太郎「で?」
康夫「もし、みんなの党は民主党と連合を組んだとしたら、国民新党や社民党よりも議員数が多いんだから、当然発言力も一番になるってわけ」
太郎「つまり?」
康夫「みんなの党が賛成しなければ、法案は通らない」
太郎「ってことは?」
康夫「我儘言い放題」
太郎「あちゃ~!でも、衆議院は?」
康夫「定員500、過半数250」
太郎「参議院より多いんだ」
康夫「民主党305」
太郎「おぉ!軽く過半数。じゃあ、連合を組む必要はない」
康夫「参議院だけ連合を組んで、衆議院は過半数超えてるからいらないなんて通用しないよ」
太郎「そっかぁ」
康夫「で、衆議院の国民新党の議員数は3、社民党は7、そして、みんなの党は5」
太郎「じゃあ、衆議院では社民党がキャスティングボート?」
康夫「微妙な力関係だけど、やっぱり、参議院で法案通過の鍵を握ることになるみんなの党だろうね」
太郎「そうなのかぁ」
康夫「衆議院と参議院を合わせた議員数を見ると、国民新党6、社民党11に対して、みんなの党は16議席」
太郎「おぉ!トータルでは勝ってる」
康夫「でも早々に、民主党とは組まないって言っちゃったし」
太郎「そうだね。アジェンダ(政策)の方向性が合えば協力するて・・・どういう意味?」
康夫「閣内には入らない。つまり、閣僚のポストは要求しないが、みんなの党の政策を飲むように要求をするってことだろうね」
太郎「民主党は呑むだろうか?」
康夫「呑むしかないだろうね」
太郎「そうなのかぁ」
康夫「その代り、民主党の法案にも賛成しろと、条件を付けるだろうね」
太郎「そりゃそうだ。けど、みんなの党は条件を受け入れるだろうか?」
康夫「たぶん。突っぱねる」
太郎「どうして?」
康夫「その交換条件を呑むと、マニュフェストを守れないかもしれないから」
太郎「そうだね。全部の政策が一致しているわけではないからね」
康夫「そう!マニュフェストを守らないとどうなるか。今回の選挙結果を見れば一目瞭然」
太郎「だよね~!嘘つきはどろぼうの始まり。やっぱり、約束は守らないと」
康夫「できないことは、言っちゃいけない」

太郎「どっちにしても、我が党の春は遠い」
康夫「だね」


「バースデーケーキの予約をお願いします」
「はい。かしこまりました」
「どうしても、蝋燭を50本立てたいと言うので」
「はぁ・・・」
「このような数字の蝋燭がありますので、5と0の二つになされてはいかがでしょうか?」
「どうしても蝋燭を50本立てたいと言ってるの」
「通常は、大きい蝋燭5本になさいますけど?」
「だから、どうしても蝋燭を50本立てたいと言ってるって、さっきから言ってるじゃないか!」
「そうですか・・・」
どうにも、歯切れの悪い店員である


「上の飾りは、全部取っ払って」
「はぁ・・・」
「大きさは、職人さんに訊いて!」
「少々お待ち下さい」


職人らしき、にいちゃん登場
「お客様、こちらにございます数字の蝋燭などはいかがでしょうか?」
「あのさぁ、さっきから言ってるでしょ?どうしても蝋燭を50本立てたいんだって」
「大きな蝋燭5本になさるお客様もいらっしゃいますけど?」
「だからさぁ、何回言えば理解するの?蝋燭を50本立てるのが絶対条件、基本コンセプトなの。それとも何かい?この店は、客のリクエストは受け付かないの?それなら他の店に行くからそう言ってくれる?」
「いえいえ、とんでも御座らん・・・」
「・・・」
「すいません。時代劇が好きなもので」
「じゃあ、言う通りのケーキを作ってくだされ。お代官さまぁ」
「かしこまりました。50本の蝋燭を立てるとなると・・・」
「上の飾りはいらない」
「なるほど。では、21センチのホールでいかがでしょう」
「それなら、50本の蝋燭を立てられる?」
「大丈夫で御座います」
「あぁ、そうだ、生クリームの絞りで蝋燭を立てる所に50個の目印を付けてくれる?」
「なるほど、何もないとシンプルですが、少々淋しい。でも、絞りで飾れば少し賑やかになります。それは、よろしゅう御座る」


敬語が苦手な職人らしい。


「苦しゅうない。よきに計らえ!」
「・・・」

乗りの悪い職人らしい



さて、誕生日の当日。今日は7年振りに再会した釣友と約束がある。ケーキ屋さんの閉店時間には間に合わないから、釣りに行く前に受け取りにいくことにした。

生ものって程ではないが、常温で一日放置するわけにもいかない。

我が家には、サイズの違うクーラーが5個ある。一番大きな船釣り用のクーラーなら入るでしょ!


が、しかし、受け取ってみると、21センチのホールケーキは想像以上にでかい!

家に持ち帰って一番大きなクーラーに入れようとしたが・・・「これは、いかん!」


ホームセンターに走り、キャンプ用品のコーナーへ。さすがに、今回のケーキだけのためにクーラーは購入できない。


最近流行りのソフトクーラーバッグを探す。一番大きなバッグなら何とか入りそうだ。\2,000也!


家に帰ってケーキを入れてみる。


ぎりぎり、セーフ!冷凍していた保冷パックも、左右の隙間にひとつづつ入った。

「まったく、金のかかるケーキだぜ!」




食事も終わって、いよいよケーキのお披露目



「キャー!キャー!キャー!キャー!キャー!キャー!」


50本の蝋燭に点火


士は己を知る者の為に死す-50本の蝋燭 その1



士は己を知る者の為に死す-50本の蝋燭 その2






「キャー!キャー!キャー!キャー!キャー!キャー!」


女心は、かくも簡単に手に入るのであった・・・ん?簡単?・・・手間暇はかかるで御座る叫び