どうなる給付金 | 士は己を知る者の為に死す

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主従関係は、征服支配よりも理解



康夫「太郎ちゃん、またまたトーンダウンだね」
太郎「またまたとはなんだよ!」
康夫「だってさぁ、解散総選挙もうやむやにしちゃったし」
太郎「うやむやになんかしてません!解散総選挙はやらないの!」
康夫「そうなの?」
太郎「そうです!」
康夫「ふ~ん、で、給付金はどうするの?」
太郎「もちろん給付しますよ」
康夫「だけどさぁ、結局、消費税の税率を上げて回収するわけでしょ?」
太郎「当然です。造幣局で印刷して配ったらインフレになるでしょ?」
康夫「だったら、得した感がないじゃない?」
太郎「何だよ、その得した感って?」
康夫「例えばさぁ、政府のへそくりを放出して給付するとかだったら、何か得したって感じがするじゃない?」
太郎「なるほど」
康夫「でも、将来的に消費税アップで回収するなら、将来、自分で払う税金を担保に借りるようなもんじゃない?」
太郎「そうだね」
康夫「それじゃあ、得した気分にはならない」
太郎「おっしゃる通り」
康夫「あのへそくり出しちゃえば?」
太郎「駄目です。あれは非常事態に備えての備蓄なの。それにへそくりの存在がばれたら、それこそ大問題になるでしょ」
康夫「それもそうだ」
太郎「消費税アップは駄目かなぁ?」
康夫「そりゃそうでしょ。それでなくても我が国は、所得税と消費税の二重課税なんだから」
太郎「え?諸外国はそうじゃないの?」
康夫「いや、先進国はほとんど二重取りしてるけどね」
太郎「びっくりしななぁ、もう。驚かさないでよ」
康夫「最終的には、どういう形で税金として払っているかよりも、総所得の何%を税金として払っているかだね」
太郎「所得の総額によって所得税の税率が違うから、画一的には語れない」
康夫「太郎ちゃんは、馬鹿だなぁ」
太郎「総理大臣に向かって馬鹿とはなんだ!馬鹿とは!」
康夫「国民の大半は、確定申告の必要がない、一千万未満の低所得者なんだよ。だから、庶民性がないって言われるんだ」
太郎「そんなこと言ったって、僕は生まれつき金持ちだし、友達も金持ちばかりだからしょうがないじゃない」
康夫「学習しなさいよ」
太郎「だって、金持ちなんだから、貧乏は体験できない」
康夫「体験しなくたって、アドバイザーを雇えばいいじゃない」
太郎「あ、そっか。貧乏アドバイザー」
康夫「まぁ、それはいいとして。所得税に消費税、住民税、ガソリン税、酒税、煙草税、取得税、自動車重量税、国民健康保険税、印紙税、etc。ついでに厚生年金」
太郎「そんなに?」
康夫「ざっと、52種の税金がある」
太郎「あらま~」
康夫「温泉税のように関与しない(温泉に入らない)人は払わない税金もあるけど、法人税のように間接的に負担している直接税もある」
太郎「どういうこと?」
康夫「法人税は法人、わかりやすく言うと会社が儲けたお金に対してかかる税金で、会社が払う税金ではあるけど、それを稼いでいるのは社員だから、結局負担しているわけよ」
太郎「ん~、わかったような、わからないような。厚生年金は税金じゃないでしょ?」
康夫「名前は税金じゃないけど、お上が取り上げるんだから、税金同じです」
太郎「そりゃそうだ。で、何の話だっけ?」
康夫「つまり、そういうこと」
太郎「わけがわからない」
康夫「国民も同じ。複雑過ぎて、追及している途中で混乱して諦める」
太郎「だから?」
康夫「わかりやすい消費税で回収するんじゃなくて、もっと目立たない税金の税率を上げて回収すれば?」
太郎「康夫ちゃん、冴えてるぅ!で、具体的には、どの税金がいいの?」
康夫「複雑過ぎて、わからない」
太郎「ちゃんちゃん!」