中川衆議院議員 引退 | 士は己を知る者の為に死す

士は己を知る者の為に死す

男は自分を理解してくれる人の為なら命を懸けて尽くす

主従関係は、征服支配よりも理解



康夫「中川ちゃん、引退するんだって?」
太郎「そうなんだよ。いよいよ、あの失言と言うか暴言は確信的行動だったと思われる」
康夫「だよね~、議員生命をかけての抗議だったってことか」
太郎「しかし、お馬鹿なイメージしか残らなかった」
康夫「そうだね。命をかけた直訴には見えなかったね」
太郎「演出が下手だったんだな?」
康夫「どういうこと?」
太郎「醤油うこと!」
康夫「なんじゃそりゃ?」
太郎「引退するつもりだったんなら、それを同時に言うべきだったな」
康夫「大臣に任命された直後に?」
太郎「だから、タイミングも最悪。僕が解散を宣言してからにすればよかったんだよ」
康夫「それじゃあ、発つ鳥あとを濁しっぱなしじゃない」
太郎「そりゃそうだけど」
康夫「それで、太郎ちゃん怒らない?」
太郎「そりゃあ怒るけど」
康夫「だから、あのタイミングしかなかったんだよ」
太郎「そうかなぁ?」
康夫「どのみち、世間に受け入れられる内容じゃなかったけどね」
太郎「まぁな」
康夫「ところで、英夫ちゃんは出ないの?」
太郎「頼んではいるんだけどね。なかなか・・・」
康夫「僕はね、出るべきじゃないと思う」
太郎「どうして?強力な広告塔になるのに」
康夫「これは、僕の持論なんだけど、知事選の時に投票してくれた有権者の1票を裏切ることは、よくないと思う」
太郎「そうかなぁ?」
康夫「国会議員に当選したら、県知事を辞めることになる」
太郎「そりゃそうだ。同時にふたつの仕事はできない」
康夫「だったら、知事の任期をまっとうして、その後の衆議院選に立候補するべきだ」
太郎「でもさぁ、任期満了の後、どれくらいの時期で衆議院選があるのか、わからないじゃん?その間待ってなきゃいけないでしょ?」
康夫「それは、しょうがない」
太郎「もったいなくない?」
康夫「県民の負託に応えることの方が重要じゃない?」
太郎「またまた・・・難しい言葉をつかっちゃってぇ」
康夫「投票してくれた県民の期待を裏切らないってこと」
太郎「究極の選択だ!・・・でも、県民がいいって言ったらいいんじゃない?」
康夫「もちろん。でも、どうやって確かめるの?」
太郎「訊けばいいじゃん」
康夫「全県民に?」
太郎「・・・」
康夫「無理じゃん」
太郎「県民投票をやれば?」
康夫「何それ?」
太郎「選挙みたいに、賛成か反対かの投票をしてもらうのさ」
康夫「それ、いいねぇ。立法する?」
太郎「でもさぁ、辞任の権利は保障されているわけでしょ?」
康夫「まぁね」
太郎「じゃあ、法律にするのは難しいね」
康夫「どうして?」
太郎「有権者の同意がなければ辞任できないってことにすると、知事が不祥事を起こして辞任する場合も、県民投票をしねければならない」
康夫「そうだね」
太郎「そんな法律は成立しないよ」
康夫「じゃあ、リコールを使うってのは?」
太郎「知事が、国会議員に立候補したらことを理由にリコールするの?」
康夫「そうそう」
太郎「ちょっと無理があるし、不名誉」
康夫「・・・」


太郎「土井ちゃんも引退だってね」
康夫「あれは、引退っていうよりも隠居。福島ちゃんの謀略にはめられたんだな」
太郎「謀略?」
康夫「名誉党首として近畿を中心に、応援に回ってもらいたいって、言われちゃあ、立候補できないでしょ?前回の選挙は落選してるわけだし」
太郎「なるほどねぇ。ま、社民党はどうでもいいけど」
福田「またまた、問題発言。公の場で言わないでよ」
太郎「わかってるって。酒の席でしか言わないよ」
康夫「ちゃんとオフレコだって、念を押してね」
太郎「は~い、その場限りの内緒話にしま~す。でも、よく落選しないよなぁ」
康夫「誰が?」
太郎「F.Mちゃん」
康夫「どうして?」
太郎「だって馬鹿じゃん」
康夫「だから、駄目だって、そんな事言っちゃあ」
太郎「大丈夫、ここだけの話だよ」
康夫「どうして馬鹿なの」
太郎「だって『反対』しか言わないじゃん?」
康夫「野党は皆そうだよ」
太郎「あれでも弁護士でしょ?」
康夫「らしいね」
太郎「建設的野党って、日本じゃ無理なのかなぁ?」
康夫「反対する方が、野党の支持者に受けると思っているんだろうね」
太郎「なんだか馬鹿っぽいのよ」
康夫「それは、太郎ちゃんの好みでしょうよ」
太郎「その通り」
康夫「言い切るかなぁ、普通」