米金融安定化法案否決 | 士は己を知る者の為に死す

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主従関係は、征服支配よりも理解

康夫「否決されちゃったね」
太郎「参ったなぁ」
康夫「なぜなんだろう?」
太郎「共和党の議員が謀反をおこしたんだ」
康夫「どうして?」
太郎「選挙が近いからだよ」
康夫「選挙が近いと、どうして謀反が起こるの?」
太郎「イラク戦争で、ブッシュ政権は批判されているでしょ?」
康夫「そうだね。軍人からも疑問の声が出てるね」
太郎「だから、共和党の議員は、次の選挙で落選する可能性が大きいんだ」
康夫「ふむふむ」
太郎「今回の公的資金投入には反対している国民が多いから、その国民に媚を売るために反対票を入れたんだ」
康夫「当選したいから?」
太郎「そういうこと。『私は反対しました。皆さんと同じ意見です。だから次の選挙では私に一票入れてね』って、アピールしているわけよ」
康夫「それでいいわけ?」
太郎「どうなんだろうねぇ。赤字の銀行や、証券会社、保険会社は潰れるのが自然だけど、そうすると、そこに投資している会社が連鎖倒産して、益々景気が悪くなる」
康夫「そしたらどうなるの?」
太郎「失業者が増える」
康夫「と、なると?」
太郎「景気対策のために、もの凄い税金を投入することになる」
康夫「ってことは?」
太郎「公的資金で赤字の金融機関を救済するよりも、沢山の税金が必要になるってわけ」
康夫「あら~、税金で、一般企業である銀行や保険会社を救済するのは、筋が通らないと思うけど、税金が増えるのもよくない」
太郎「倒産する会社から見れば、金融機関だけを救済するのは不公平だろうけど、金融機関を潰すと、日本経済のダメージは、計り知れない」
康夫「苦渋の選択ってやつだね」
太郎「その通り。だから、僕にも公的資金を注入します」
康夫「どうして?」
太郎「総理大臣が破産したら、日本経済への影響は甚大でしょ?」
康夫「そうかも知れないけど・・・」