今日5/21は、G7広島サミット最終日ですね。
ロシアのウクライナ侵攻があり、核兵器の脅威が現実的に感じられるこのタイミングで
世界で唯一 核爆弾を落とされた国に
(写真は外務省HPからお借りしました)
世界で唯一 核爆弾を落とした国の代表を含めた世界のトップが、一堂に会する。
しかも、広島に。
私は、英語を教えるということをしていますが
私が最終的に尽力したいことは
平和な世界
です。
『ME English』と名付けた、英語教室の名前にも
その気持ちが込められています。
MEは、エムイー「みんな えがお」の頭文字です。
どこの誰かもわからない一個人が「世界平和」なんて大それたことを、と自分でも思ってしまうけど。
でも、常にその思いが消えないのは
小学校2年生から6年生までお世話になった
担任の先生の強い気持ちがあったからだと思っています。
教室の後ろの棚には、先生私物の戦争に関する本が何冊も置かれて
事あるごとに、戦争のお話をしてくれ
年賀状のお返事は、フクくんやのらくろの漫画から戦争風刺のメッセージや、憲法9条の大切さを訴えるものが毎年恒例です(今でもご健在なので)
そのDNAが、間違いなく私の中に自然と受け継がれています。
そんな私の生い立ちもあり
また「教える」ということを通して
「一人ひとりが違うこと」を心底受け止める必要性を感じ
このことから『Mrs.カトゥーラの新感覚★タイパ英語』〜一人ひとりの持つ才能を生かした英語の学習法」〜が誕生しました。
私の分身とも言える、英語を学んできた28000時間と英語を教えてきた28年が詰まった
『Mrs.カトゥーラの新感覚★タイパ英語』は
もともと
「英語が苦手になってしまう、そもそものところから納得できて、根本的に解決しちゃって、いつのまにか自分の可能性に自信が持てて、その上多様性を自然と受け入れられて、拒否が好奇心に変わって、平和な世の中にもなってしまう英語学習本」
にすることを宣言して書き始めました。
実際に、しっかりと取り組んでもらえれば、それが叶う本になっています。
「一人ひとりが違うこと」をちゃんと理解すること
その上で、自分がどう振る舞うのかを考え、実行することが、平和な世界をつくる一歩にもなると確信しています。
私は、英語を使えるようになる事で世界を広げ、英語と何もかもが正反対の日本語を改めて知る事で、自分の世界を深く掘り下げるお手伝いをしたいと考えています。
私が「世界を変える英語講師」と名乗っているのは
英語を通して、自分の外側の世界も内側の世界も、縦にも横にも広げていけると信じているからです。
言葉だけでも、世界が変わる
のですから、英語を学び、日本語を顧みることは、凄い変化をもたらすのですが
実は…
言語の凄さを感じつつも、同時に言語の限界というものも、薄々感じていました。
なにせ、人は「一人ひとり違う」のですから、自分と同じようにモノを見て、同じように思うことは、一瞬たりともないんです。
例えば、目の前にあるリンゴ🍎を、同時に同じ角度から見ることは不可能ですよね。体にのりうつらない限り無理です。
言葉も、自分が抱いているイメージと全く同じように使っているかどうかは、知るよしもありません。
(だからこそ、わかり合おうとする美しさはあると思うのですが)
限界ついでに、もう一つ。これは教育者として、ずっと考えてきたことでもあります。
それは「人間の尊厳」への確信です。
人には無限の可能性がある
と思っていますが、
正直なところ
確信がありません。
自分ごととして思うとなおさら。
「無限の可能性」があるのに、どこか信じていないと言うか、ブレーキをかけてしまう瞬間があったりします。
私は教育者として、確信をもって心から「人間の無限の可能性」尊厳を言える人になりたいと思い続けてきました。もちろん、自分自身にも。
実は、ごく最近。
完全には共有できない言語の限界と、どこか信じきれていない「人間の無限の可能性」についての思いを、一気に解決する出来事がありました。
限界をどう乗り越えるのか、そして、人間の尊厳への確信がわかったのです。
でも、まだうまくことばにできません。
ここからが、私の挑戦です。
日本語を話す日本人だからこそ、英語を学ぶことを通して、人間の尊厳を喜びながら、世界平和へとリードしていく礎を自然と築ける、そんな学びの場をつくっていきます。