はじめの一筆 (出会い系にハマった俺の反省...やなく、半生!) -3ページ目

「ゆき」Vol.3。プラトニック編完結。

ゆきからのメール。
「婚約者にメールを見られた。もう関係は続けれない。」

俺は、ゆきに電話をかけ、ゴメン。ゴメン。とただ謝るばかり。

婚約者が怒るのも無理はない。
まさか?って感じだろう。

俺としても、
婚約してるのにエッチもしてない、婚約者とゆきの関係を不思議に思いながらも、
こんな事が起こるとは夢にも思ってなかった。

俺が風邪を引いていた時と同時期に婚約者も風邪をひいていたらしい、
婚約者よりも俺に対して優しくするメール見てさらに激怒していたそうだ。

ゆきもゆきで、勝手に携帯を見た婚約者に激怒していた。

ただ、婚約者は婚約破棄はしないという。
今さら、その理由をみんなにどう説明できるか?
まさしくその通りである。

俺は、ある意味ホッとした。

その日はとりあえず、それで電話は終わった。
俺は、後ろめたい気分で眠りに入った。

次の日、また、ゆきからメールが入った。

「結婚はやめる。俺とも別れる。」

俺は、速攻で電話をかけた。
ただ、まだ付き合おうとも、
何で結婚をやめるの?とも言えなかった。
そして、半泣きになりながら、
「ゆきの事が大好きです...」
ただ、それだけ伝えたかった。
今思えば、恥ずかしい事言ってしまったが、
当時はホントに口から出た言葉だった。

もちろん、自分の家庭を壊してまでとは思っていないし、
ゆきがその言葉を真に受けて、関西に来てしまったら
それはそれで迷惑ではある。

でも、本心だった。
何も考えずに、素直な気持ちを伝えたかった。

そして、お互い、「さよなら」「ありがとう」
と言って、最後の電話を切ろうとした時に、
ゆきがつぶやいた。

「奥さんが戻ってきたら、
 私の写真捨てられるんだろーなー...」
「捨てないよ。」
「うん、わかった。うれしい」
「それじゃ...」

そう言って、最後の電話が終わり、ゆきとの関係も終わった。

もしも、体の関係があったら、こんな別れ方はできなかっただろう。
会えないからこそ、
俺らは心から惹かれあっていた。
もしくは、相手の虚像に惹かれていたのかもしれない。

ゆきの写真は、妻が出産後戻ってきて、半年ほどは
会社に行くバッグの中に入れて持ち歩いていたが、結局捨ててしまった。

ゆきは今どうしているんだろう?
今は幸せなんだろうか?
そうであって欲しいし、そう願いたい。

終わり。

「ゆき」Vol.2 今回はエロ抜き(気味)プラトニック編

ゆきには婚約者がいた。

同い年の公務員。
ゆきは看護婦、婚約者は公務員といった
老後心配なし!っていう状態だった。

しかし、ゆきは婚約者のことを好きではなかった。
ゆきの年齢と婚約者の安定性
その双方を満たす事で婚約と言う状態になっていた。

ゆきは彼氏とエッチをしていなかったと言っていた。
結婚を決めているのに何故?
彼氏が求めても結婚してから!って言って拒否していた様だ。

その反面、ゆきは元カレとたまに会ってはエッチをしていた。

俺に対して、優しい「ゆき」
ただ、前述の様な元カレとの状態。

俺にとっては、正直、仲良くなるにつれて惹かれているのが
あせていったのも事実である。

ただ、ゆきはメールや電話では俺には優しかった。
遠くにいて手の届かない同士である関係。
エッチはしてないんでお互い理想のエッチができると思っている関係。
勘違いか、現実かはおいといて、
彼氏・婚約者の話をしない時は俺は幸せだった。

でも、その事を聞いてしまう俺、
「婚約者との出会いは?」
「友達の紹介」
「なんで結婚するって決めたの?」
「やっぱり、安定してるから、
 それと、私が看護婦って事に頼ってなかったから」

「元カレとの出会いは?」
「勤めている病院に彼が入院したの、
 それで私がアプローチしたの」
「病院でエッチな事した事ある?」
「うん、隠れてエッチした事あるよ」

なんて、話を聞くと、惹かれていた気持ちに陰りが見えてきた。
でも、割り切った状態での電話だけのエッチ友としては、
彼女に不満はいっさいなかった。
彼女は俺にはすごく優しかった。

そういうある日、彼女からメールが入った。
これが、俺にとっては衝撃的なメールだった。

「ゆき」Vol.1 今回はエロ抜き(気味)で、プラトニック編

今回はエッチしなかったコの話です。
そのコとの別れは、結構、ショックな出来事でした。

彼女の名前は「ゆき」。
山口在住の当時27歳独身ナースだった。

彼女との出会いは当時いつも利用していた2ショットチャット。

一人エッチをした事なかった彼女に、
俺がチャットで教えてあげたのが、馴れ初めだった。

「ぐちょびちょ」
「じゅぷじゅぽ」
「ぺろぺろレロレロ」
とかの擬音語を駆使して彼女をチャットでイカせてあげた。
といっても、彼女は自分の手でイッただけなんけど...

一人エッチを20代後半で初めて経験させてあげ、
その快楽を教えてあげたので、
俺のことを気に入ってくれて簡単にメルアド交換してくれた。

それからは、メールや電話でのエッチを日常的にするだけでなく、
朝や暇なときにメールするメル友になっていった。

かなり仲良くなって、当然、「どんな顔か見たい!」
という話になった。

今と違って、写メがない時代。
俺らは住所を教えあって、
お互いのお気に入りの写真を交換する事にした。

彼女からはスキューバダイビング中の写真と
ちゃんとした普通の写真が届いた。

誰似だったか? 正直、よく分からない。
キレイではないけど、可愛くなくもない。
優しい感じのとてもいい子に見えた。

写真が届いたんで俺も、写真を送った。
いい写真がなかったんで、
俺が送った写真は、新婚旅行の時に妻から撮ってもらった写真。
当時の俺は全くデタラメな男であった。
(今もだけど...)

当時の俺は、妻の出産里帰りの為、
一人暮らし。
俺が風邪を引いた時に、
優しく応対してくれたのは、妻よりゆきだった。

俺らはお互い惹かれあっていった。

ただ、会うことはなかった。

それは、俺が既婚だから?
違う...
彼女には婚約者がいたからだ。


続く...