お久しぶりなコレ。
マニアックな占星術の
さらにマニアックな鉱物シリーズ
動画にしたことがあるけれど、
動画にしたことがあるけれど、
一応、文章でも残しておきましょう。
【銅（Cu）コッパー】に続いては
【青銅（ブロンズ）】に
欠かせない金属である
【錫（Sn）】です。
…と、その前に。
【青銅（ブロンズ）】の簡単な説明。
青銅（ブロンズ）というのは
人類史において
画期的な大発見でありました。
『石器時代』⇒『青銅器時代』⇒
⇒『鉄器時代』という
有名な3区分がありますが。
石器時代から青銅器時代に至るまでには
そこそこ長い時間がかかりまして
石器と併用されていたのが
前回書いた銅【Cu】なわけです。
銅は『自然銅』として存在しており、
金、銀に続いて、
人間的には扱いやすい金属でした。
イメージ的には、石の延長線上にあり
木炭燃やして、
土器のうつわで熱すると…
…うわ、マジで
溶けちゃった
冷えたら、また形を変えて固まる。
熱いうちに叩いたら、
いろいろ変形させられて、
アクセサリーとか食器とか、
いろいろできちゃうじゃ～ん
ピカピカ光ってるし。
これ、すっげーー
そんな素晴らしい【銅】でしたが
武器に使うには
残念ながら硬度が足りなかった。
なので、黒曜石とか固い石が
刃物や矢尻として
使われ続けたわけです。
ところが、ある日…
【銅】の中に黒い石が混ざったら、
めっちゃ硬くて
素晴らしい金属できたよ
…と、名も知れぬ古代人が発見。
その黒い石こそが…
【錫石（キャシティライト）】
錫（Sn）の原料となる鉱石ですが
最初は多分、
銅鉱石と一緒になってたんです。
銅鉱石に錫石が混ざると、
青銅ができあがるわけですね。
こうして、古代メソポタミアの人々は
銅＋錫⇒青銅 になることを知り
神秘の金属【青銅】を
ゲットすることになりました。
青銅器時代の、
はじまり、はじまり〜❤️