
ダイエット製品の定番、マイクロダイエット。ご存知の方も多いと思います。東京の山手線のモニター広告にも出ていますし、最近では辺見えみりさんをメインキャラクターにしたTV‐CMもOAされています。
マイクロダイエットは1983年にイギリスの栄養学博士のジャクリーヌ・ストゥーディ女史が開発したVLCD食品です。このVLCDとは、very low calorie diet = 超低カロリーダイエットの略で、1日の摂取カロリーを400~600キロカロリーくらいまで落として行う食事療法によるダイエット方法のことで、肥満治療のひとつです。
普通、1日の摂取カロリーは成人男性であれば2000キロカロリー~2200キロカロリー、成人女性では1800~2000キロカロリーが一般的です。その四分の一から三分の一以下に摂取カロリーを落とすと、どうしてもダイエットする体に必要な栄養素(たんぱく質、ビタミン、ミネラルなど)が大きく不足してしまいます。先日のアンチエイジングアカデミーで伊達先生がお話された「ダイエットには、ビタミン、ミネラルと質の良いたんぱく質と適量の脂質が不可欠」ということを思い出してみましょう。普通はカロリー制限すると、栄養素が不足してしまうのですが、マイクロダイエットのようなフォーミュラー・ダイエット製品を使うとカロリーは少なく、栄養素は必要量摂れるわけです。
マイクロダイエットが食事療法において、ゴールデンスタンダードなダイエット製品であるのは上記のような理由によるからです。
私は4年前からこのマイクロダイエットを、医療用の特別用途食品(病者用食品)の認可を取得できるよう、開発、臨床治験のお手伝いをさせていただいていました。そして、ついに厚労省よりその認可がおり、晴れて「MICRO-S(マイクロ-S)」が誕生しました。普通のマイクロダイエットとは違うのです。
その証拠は、1.製品名にダイエット、Diet の表記がない 2.特別用途食品マークが付いている(成人肥満症食調整用組み合わせ食品と表記あり) 3.1回分240キロカロリー 3単位食 の表記あり にあります。一般消費者が通販、薬局で買うことが出来るマイクロダイエット製品とはこの点で区別出来ます。すなわち、この「MICRO-S」は医療機関限定の医者が処方するマイクロダイエットというわけです。
国の認可を取ることがこんなにも大変なことだとは、、、聞いてはいましたが、実際に自分達が関わって初めてわかりました(4月に製作したこの製品用の私が出ているCMは、厚労省からOAは好ましくないという指導があったためにお蔵入りとなっています)。
この新しい「MICRO-S」でメタボリックシンドロームな人が一人でも少なくなってくれれば、開発に携わった者としては大変うれしいことです。





