私の語学学習の基本は、

「パソコン(ワード・エクセル)+語学」

である。このことは、何度かこのブログでも書いてきた。


ところで、もし上記の式が、以下のものになったら、より私の語学学習の機会が増えるだろう。


「ミニノート+語学=語学学習機会の増加」


幸か不幸か、現在私が使っているパソコンは壊れている。(厳密には、液晶が行かれてしまっていて、外付けのモニターで代用している。)

そこで、パソコンの買い替えを考えているのだけれども、なるべくコストを抑えたい。そこで、格安ですむというキングソフトを試してみることにした。


ネット上で流れている情報によれば、ごく普通に、個人向けに使う分には、不便を感じないという。成る程。試用版を使ってみて、マイクロソフトのオフィスと似ているし、使い勝手も普通に文章を書く分には問題がなさそうだ…ヒンディー語で使うデーヴァナーガリー文字もしっかり打てる。これは買いだなぁと思った!

ところが、ロシア語や、ヘブライ語を打っていて、ある種の不便さを感じてしまった。キリル文字やヘブライ文字は打てる。そのこと自体は問題にはならない。ところが、ロシア語ではユニコードのアクセント記号がうまく打てず、ヘブライ語でも、母音記号が打てないということが判明した。これでは、語学学習、ことに多言語学習には向いていない。


このことから得られた教訓は2つ。1つは、多言語学習にはキングソフトは使える水準ではない。ということ。英語やドイツ語、フランス語、チェコ語辺りには使えるかもしれないけれど、文字+記号を別々の字として組み合わせる系統のものには、向かない。

 2つ目は、このように使える言語と実質的に使えない言語がある、ということは、ワープロソフトにおいて、多言語の入力は、「主流」ではなくて、「傍流」であることを意味する。つまり、キングソフト側が考えてるところでは、通常ではない、という意味で異常な使い方を私はしている、ということになるようだ。


うーん、残念!



先日、ヘブライ語の参考書を購入した。ヘブライ語は現代でもイスラエルの公用語であるし、ユダヤ人たちの言語でもある。しかし、それと同時に、旧約聖書の原典もまた、ヘブライ語で記されている。要は、好むと好まざるとに関係なく、この言語を学ぶことは、

ユダヤ教やキリスト教などの宗教の存在を意識しなければならない。

 それはたとえ純粋に語学としてヘブライ語を学ぼうという場合にでもである。(もっとも、ヘブライ語に関心のある人の大なり、小なりキリスト教やユダヤ教、もしくは西洋のオカルティズムに関心があるのではないだろうか。かく言う私も、全くそのような思想的なものに興味関心がない、と言ったらウソになるが、精々、西洋をマクロレベルで理解するには、そういった側面も知っておかねばならぬ、といった程度の関心を有しているに過ぎない。)

 で、私の語学、とりわけ多言語に対するアプローチを可能にしているのが、パソコンである。パソコンのキーボードによる入力が出来るか否かが、ある外国語を学ぶか学ばないかの判断材料の1つになる。つまり、ある言語で使用されている文字、記号体系がパソコンで入力できることが、その言語を習得するための必要条件と言ってもよい。そんなわけで、ヘブライ語も一応は私のパソコンで入力できるようにはなっているのだけれども、母音記号を入力するための方法ないし、それを効率化するための方法をネットで検索していたら、いくつかのヘブライ語関連サイトと私のパソコンがウイルスに感染しそうになった。幸いにも、ウイルス対策ソフトがそれを阻止してくれたのだけれども、やはり宗教ないしイデオロギーが絡むような言語のサイトには、ウイルスというトラップが仕掛けられていることに注意しなければならない。もっともサイトの場合、サイトの管理人が仕掛けているというよりも、反対勢力が、悪意を持ってサイトを改ざんしている可能性も考慮しておかなければならない。

 同様のことは、宗教性の濃い言語、例えば、アラビア語のフスハー、とりわけクルアーン(コーラン)関係のサイトを検索する時にも注意をしなければならないだろうし、サンスクリットをはじめとする経典の言語を検索する際にも注意を要するだろう。

 

 読者諸氏もくれぐれも注意しましょう!!

 フランス語を勉強している人で、白水社から出ている「フラ語入門」シリーズをご存知の方も多いと思う。著者は、現在ラジオのまいにちフランス語の入門編を担当されている明治大学の清岡先生である。


 私はこのフラ語シリーズのいくつかを持っているが、それを読むたびに、この参考書のモデルは(大学受験参考書で有名な)「実況中継」シリーズの語学版(フランス語版)ではないかと思っていたが、先生は全く別の観点から執筆されたようだ。


 このフラ語シリーズの成り立ちについて、現在先生自身がブログのなかで語っていおられていた。この軽妙な、そして、初心者に優しいスタイルで書かれたこのフラ語シリーズは、先生のフランス語に対する考えなり、思いを大いに反映したものになっているとのこと。


 昨年にフラ語入門の改訂版がCD付きで出されたが、これは読者がこの入門書を支持ししていることの証拠である。それだけ多くの読者に支えられているということは、多分著者の思いも読者に伝わっていることだろう。

前回辞書の改訂を!というお話をしたので、そのついでといっちゃあなんだが、ぜひとも出して欲しい参考書リストを書いてみる。


何と言っても、マイナー外国語を幅広くカバーしている白水社のニューエクスプレスシリーズに、以下のものを早く出していただきたい。


(多分出るんじゃないかと思われる「ニューエクスプレス」リスト)

・ニューエクスプレス ハンガリー語

・ニューエクスプレス 現代ギリシャ語

・ニューエクスプレス スロヴァキア語

・ニューエクスプレス スロヴェニア語

・ニューエクスプレス ブルガリア語

・ニューエクスプレス ネパール語

・ニューエクスプレス 現代ヘブライ語

・ニューエクスプレス ガリシア語

・ニューエクスプレス ベラルーシ語(白ロシア語)

・ニューエクスプレス ネパール語


などなどである。思い立ったものをランダムに書いてみたが、これらの言語は出版の可能性が無きにしも非ずのものである。その一方で、「ニューエクスプレス」シリーズでは「会話+文法」をメインにしているため、多分以下の言語のものは出版されないか、もしくは存在したとしても、CDエクスプレスの段階でとどまるのではないかと考えられる。


(出版される可能性は極めて低いものの、でも出版されれば買いたいなぁ~と思う「ニューエクスプレス」リスト)


・ニューエクスプレス ラテン語

・ニューエクスプレス 中世ラテン語

・ニューエクスプレス 古典ギリシャ語

・ニューエクスプレス コイネーギリシャ語(もしくは聖書ギリシャ語)

・ニューエクスプレス 古典ヘブライ語(もしくは聖書ヘブライ語)

・ニューエクスプレス 聖書アラム語

・ニューエクスプレス サンスクリット


などなどである。一見して分かるように、いわゆる古典語の範疇にあるようなものばかりだ。これらの言語は会話がないので、もし出版されるとしても、執筆者が苦心の末に作成したバーチャルな会話文をスキットとして引用するなりした上で、限られた範囲で最低限の文法事項を詰め込むことが不可能であるため、幹末の付録(文法補遺)という形で、活用表の一覧をつけてもらえるとありがたい。


というわけで、白水社さん、是非ご検討の程よろしくお願いします!(Orz!)

 今年は語学に関して1つのターングポイントになるような年であるような気がする。

特に辞書の類に関しては出版されるであろう(またはされて欲しい)ものがいくつかある。


思いついたものをいくつか列挙してみようか。


フランス語

 既にこのブログでも書いたように、プチロワイヤルの仏和、和仏共に改訂版が刊行された。この流でロワイヤルの第3版が出るかどうか気になる所だが、私の考えでは、前回の出版年数を考えれば、まだもう少し先のような気がする。ただなんとなくだが、あと5年以内には、出るような気がする。


ドイツ語

 初心者用の辞書としてアクセス独和辞典の改訂版が刊行された。NHKのまいにちドイツ語のテキストによると、ベルリンの壁の崩壊からおよそ20年だそうだから、ドイツという国にとっては1つの節目となるわけだ。この勢いで「使える」和独辞典の刊行も期待される。現在日本語から引ける郁文堂の和独辞典が2002年に改訂版が出されているから、時間の経過を踏まえるともしかしたら今年あたりに、改訂版が出されるかもしれない(と、勝手に想像してみる)


イタリア語

 2年ぐらい前に小学館の『和伊中辞典』の第2版が刊行された。これにあわせて、そろそろ『伊和中辞典』の第3版が刊行されてもよい時期ではないか?と考える。伊和の第2版は1999年に出版されている。10年強経過したころあいであることを考えると、まだまだ使えるとはいえ、そろそろ出されてもいいんじゃないかぁ?また、和伊の第2版はペーパーでこそ使えるが、まだ電子辞書には搭載されていないようだ。私は、伊和中辞典の第3版が刊行され、なおかつ電子辞書に、伊和(3版)、和伊(2版)が搭載される日を心底待ち望んでいる(それまで電子辞書は買わないつもりだ)。


ロシア語

 研究社から出されている語数最大の露和辞典は年数の経過からそろそろ改訂版が出されてもいいのではないか?電子辞書でもロシア語のモデルは登場したが、なにぶん搭載されている辞書が、コンサイスだけだと、やや心許ない。同様に和露辞典も旧版から10年経過するわけだから、こっちもあわせて改訂版が出されるべきだろう。


ルーマニア語

 ルーマニア語に関しては大学書林から『ルーマニア語辞典』が刊行されている。この辞書は羅和、和羅(ここでの羅の字は、ラテン語の意味ではなく、ルーマニア語の意味ね♪)が出されているが、現在ルーマニア語研究会なる組織が、語数も現在のルーマニア語辞典と大差のない新しい辞書の刊行を計画しているようだ。

 かかる団体は、現在電子データ版のルーマニア語の辞書の編纂をしており、当該組織が運営するルーマニア語の講習会参加者にプロトタイプを配布しているという(有料なのか無料なのか詳しいことはちょっと不明!)これが紙の辞書として、なおかつ廉価版で市場に流通してくれれば、私としてはとってもありがたいなぁと願っている。


ヒンディー語

 現在の所、廉価で使い勝手のよい印日、日印の辞書がありませ~ん。BRICsの1つにインドがあるのだから、英語が通じるとはいえ、また、多言語国家であるとはいえ、そろそろ辞書の類も出てもいいんじゃないの?