諸君、大変ご無沙汰している。
吾輩はDr. 104、
ゴールデンウィーク中は人生で最もエンゲル係数が高くと睡眠時間が長かった者だ。

社会人1ヶ月目にしてようやく悟った事実であるが、
働くと腹も減るし眠くなるのである。

腹部の脂肪の肥大化が著しく、一日に2度の愛犬の散歩に加え
風呂上がりのストレッチと筋トレの再開を余儀なくされたわけである。

ようやく研究環境も若干整ってきたところでの4連休で研究意欲が無駄に高まっているためか、
はたまた任期付き採用で3年9ヶ月後に再任審査を控えるプレッシャーのためか、
ここ最近の吾輩はどうもすべての事象を研究対象として捉えてしまう傾向にあるようである。

吾輩の命令に対する愛犬の服従確率を統計的に解析しようと試みたり、
散歩コース上の公園に晴れの日のみ定住する浮浪者の行動パターンを分析したり、
リビングから駐車場までの最短経路をソファーから動かずに理論的に導出しようとしたり、
冷蔵庫に2週間ほど放置し変色した生椎茸がヒトの消化器官にもたらす悪影響を
実家から送ってもらった「うまかっちゃん」(科学式:H2UmaCaCH3NO4)を触媒として実験的に解明しようとしたり、
なかなか脳が休まる時間がないものだ。

せめて連休中ぐらいは仕事のことを考えずにいたいものだったが、
研究者の血が許さないようである。

ところで、先日まで「わがはい」を変換すると「我輩」だったものが、
愛用のPCの突然の心変わりか「吾輩」と変換されるようになった。
常用漢字(前者)であるか非常用漢字(後者)であるかの違いしかないようだが、
スペースキーを連打する労力を節約するためにも、
現時点で最上位変換候補である「吾輩」をしばらくは使用する所存である。

連休明け初日というのはどうもモチベーションが上がらないものだ。
もっともそれは連休明けに限ったことではないが。

それでは、ごきげんよう。
諸君、我輩はDr. 104、
科研費スタートアップ(年間150万×2年間)の申請締め切りが2週間後に迫り、
正直ブログなんか書いてる暇などない新任の大学教員である。
もうここまでくればマグレ狙いである。

何を隠そう、「小ネタ拾って行こーゼ。いや、マジで。委員会」の会長を務める我輩である。
(なお前任は033Masami氏であるのは公然の事実である)
本日もじっちゃんの名にかけても見逃せない事件が起こったので報告する次第だ。

我輩が勤める某国立大学法人の前の道路は妙に事故が多い。
着任3週間強にして、パトカーと事故車が止まっているのを目撃した回数はもはや覚えてすらいない。

本日も、ちょうど我輩が大学の前のマンションの駐車場に来ている本格カレーの移動販売車に
タンドリーチキン弁当を購入しに行った際にも、
新型日産フェアレディZにタクシーが追突したようで
損傷した2台とパトカーが並んで我が大学の道の向かいに停車していたわけである。

ところで、今日の警官は警察組織のイメージアップに力を入れているようである。
昨今の不祥事や検挙率の低下というマイナスイメージを払拭するのに躍起になっているのであろうか。
国民の血税から給与を支給される者としては当然のことである。

多分にもれず、我が大学が居を構える地域の所轄警察も
市民の安全と利益を守る機関としてイメージアップに努めているようである。

追突したであろうタクシー運転手と不機嫌そうな髭面のフェアレディの運転者の間に
一触即発の不穏な空気が流れる中、
警官は黙々と現場検証を進める。
笑顔で。笑顔でである。

100万ドルとはいかないまでもブサイクながら満面の笑顔で、
やや小柄で若干頬が赤らみアホ気味のようにも見える、
気のよさそうでサイズが合わないダボダボの制服を着た吉本新喜劇に出てきそうな警官が、
小走りで両事故車の間を右往左往しながら、
ときにタクシーの後ろに行くと見せかけてZの前部の写真を撮ろうとし2秒ほど考えてタクシーの後ろに戻るという
クリスティアーノ・ロナウドも真っ青な超絶フェイントを惜しみなく披露しながら、
無駄にデカいデジタルカメラで事故現場の写真を撮っている。

もちろん、無論オムロン、そのひょうきんな笑顔を絶やさずである。

諸君、肝に銘じていていただきたい。

この世知辛い現代社会において、TPOを見極めるのは非常に重要である。
常に笑顔を絶やさずにいればイメージアップが図れるほど単純な世の中ではないということだ。

傍から見ているダライ・ラマ級に穏健で非暴力主義な我輩でさえ、
足元に転がる拳大の石を拾い上げ投げつけたくなる衝動を抑えるのに必死であったのだ。

いわんや、一般人をや(反語)。である。

それでは、ごきげんよう。
諸君、ご無沙汰している、我輩はDr. 104、
雑務に追われ研究環境も一切整っていないがあくまで研究者のはしくれな者だ。
かれこれ2週間ほど論文調査すらしていない状況である。

昨日判明した事実であるが、
なんと我輩が研究・教育目的で使用できる本年度の研究予算は
なんと100万円である。
笑いが止まらない。

とは言ってみたものの、初期投資費用を概算してみると
全くもって笑えない状況であることに気づいてしまった。

理論解析用ワークステーション、PC、試作費用等、少なくとも必要な金額を差し引いてしまうと、
国際会議にも行けないような微々たる予算しか残らないわけである。

やはり理工系研究者たる者、競争的資金の獲得は必須であるようだ。
おかげでさらに雑務が増えるわけである。

100万円あると気づいた時点で勢いでプリンタを購入し、
その足で超高スペックPCの見積もり依頼を電気屋に出したのは自然の摂理である。

それでは、ごきげんよう。
諸君、我輩はDr. 104、
27歳にして自分専用のオフィスを持つ者だ。
月給が安いのが玉に瑕である。

大学教員という職業上、我輩には専用の居室が与えられている。
といっても来年度からは我輩の研究室にも学生が入ってくるため、
我輩一人でこの居室を使用できるのは本年度1年間のみなわけだが。

その我輩の居室、むしろ城とでも呼ぶべきか、
建物の4階に位置する6m×4mの約15畳程度の部屋である。

着任したてでワークステーションや実験機器等の物品もほとんど無く、
本棚も必要ない程度の書籍しか持ち合わせない我輩にとっては、
正直スペースを持て余している状況である。

何より、この居室でテレビや音楽もなくただただ己のPCと向かい合い研究していると、
長いのか短いのかいまいちよくわからない5年という任期に対する不安感と
なんとも言いようの無い孤独感とにさいなまれてしまうわけである。

そのような場合のもっぱらのネガティブ感情の解消法は、
昼食後の昼寝だ。

前年度までの使用者が忘れていったと思われる長椅子に寝そべり、
15分~小一時間程度の時間を妄想と惰眠の世界にて費やすのである。

この若さにして社会人としての城を与えられた者にとって、
その余りあるスペースのこれほど有効的な活用法は他にないだろう。

おかげで頭はスッキリ、肌はツヤッツヤ、お腹はブヨッブヨである。

あまりに研究する環境が整っていなさすぎて暇を持て余しているため
無駄にちょくちょくブログを投稿してしまっているのはあくまでこの時期だけであって、
来月には飽きたかのように投稿数が激減するであろうことを諸君らにはお知りおき願いたい。

それでは、ごきげんよう。
諸君、我輩はDr. 104、
目上の人間と仲良くなるのを得意とする者だ。

むしろこの分野で博士号を取得したと言っても過言ではない。
いや、それはあんまりである。

昨日は、急遽「飲みにケーション」なる名前からしてオッサン臭満載の会合の案内が
午後4時ぐらいに届いた。
開始は午後5時なのにである。

まずこの時点で学生時分の血気盛んな我輩であれば、
この案内を持ってきた準教授を我輩の研究室(4F)の窓から筋肉ドライバーしていたところだが、
そこはそれ、我輩も博士(工学)を取得して大人になったわけであり、
浅田真央バリの笑顔で無論OMRON参加する旨を伝えたのである。

少しの緊張と期待と部屋とワイシャツと私の入り混じった感情を覚えながら会場に参上すると、
なんとそこには学部長、理事等そうそうたるメンバーのオンパレードであった。

我輩の元来の明朗快活かつ世渡り上手な性格が功を奏して、
雲の上の上司である学部長と「飲みにケーション」を通じてマブダチになったのは言うまでも無い。

しかも2次会は学部長応接室という、懲戒処分か人事異動の際ぐらいしか入ることのないという
アテネの神殿的サンクチュアリで執り行われたのである。

やはりそこでもプレミアムモルツと泡盛というゴールドクロスを身にまとった私は、
着任を後悔するほどの学科内のコッテリドロッドロ豚骨スープ級な内部事情を聞かされたり、
1日あればスプーンを2万本ほど曲げられると無駄に豪語したりしたものである。

なんだかんだ12時まで飲んだあげく、若手数人で近所の八剣伝で1時間ほど喉を潤して帰宅。
その日の飲み代しめて3000円である。
今日の教室会議が終了した16時過ぎまで二日酔いが抜けないほど
プレミアムビールと高級ワイン&ブランデーを飲み呑まれした上で3000円である。
円高はまだまだ続くようだ。

昨夜ウンコが赤褐色になるほどの内部事情を聞かされた上に
本日の教室会議でもさらに拍車をかけるような議題で採決を迫られ白紙を投じた私に、
着任して初めての花の金曜日を謳歌する体力など残っているはずなどない。
ここは裁量労働制をフル活用して定時前の帰宅である。

諸君、これだけは言っておこう。
諸君が学生時代に見ていた大学の姿はほんの一部に過ぎず、
例えるならばマンモスの陰毛でマフラーを編んでいた程度でしかない。

まだまだ勤務4日目、我輩の大学教員人生は始まったばかりである。

ところで我輩、なぜか交通対策委員に任命された。
毎週月曜日の早朝から通用門の前に立ち、
走行禁止区域に自動二輪で進入しようとする学生達にラリアットを見舞うのが楽しみで仕方ない。

それでは、ごきげんよう。