ダニといえば、死骸やフンがアレルギーの原因になるイエダニを思い浮かべる方が多いのでは?
皮膚科医は、春から秋の行楽シーズンに、ヒトや動物を吸血する、
大きなマダニに刺されてしまった患者様を時々診察します。
私も、大学の頃、数例拝見しました。
マダニは血を吸うと大きくなり、慌てて引き抜こうとしても
刺し口だけが皮膚内にガッチリ残ってしまうことがあります。
そこで、皮膚生検に使用する、筒状メスで切り取り縫合する必要があります。
もう一つ要注意なのはマダニが媒介するツツガムシ病とライム病という疾患があります。
ツツガムシはマダニの一種で、「つつがなくお過ごしでしょうか?」の語源になったと言われています。
マダニの中でも小さく刺されたことに気付かないことも多いのでまず疑うことが肝心です。
重要なのは、この疾患を念頭に置いて、各種検査を行いつつ、
予防的に抗生物質の投与を行っておくことです。
既存のマダニによる感染症については、日本皮膚科学会HPのQ&Aが分かりやすいので
ぜひご参考になさってください。
http://www.dermatol.or.jp/qa/qa19/index.html
ところが、今回、ニュースになったのは、
マダニが媒介する新しいSFTSウイルスによる死者の報告です。
重症熱性血小板減少症候群という名前の示す通り、
発熱と血小板と白血球減少による全身の臓器から出血や全身状態の悪化を来たし、
致死率は12%という恐ろしいウイルスで、もちろんまだ特効薬もワクチンもありません。
山口で成人女性が亡くなられたニュースと保健所からの注意勧告を受け、注目していたのですが、
今回、昨年秋に成人男性2人も亡くなっていたことが分かり、
本当にご注意いただきたいと思います。
以下毎日.JPより引用。
ダニ媒介感染症:成人男性2人が昨秋に死亡…厚労省
毎日新聞 2013年02月13日 11時27分(最終更新 02月13日 11時41分)
先月、国内で初めて死亡者が確認されたダニが媒介する新種の感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」について、厚生労働省は13日、愛媛県と宮崎県の成人男性2人も昨秋感染して死亡していたと発表した。
共に最近の海外渡航歴はなく、国内で感染したとみられる。
厚労省は山口県の女性が死亡した初の事例を受けて、各都道府県に情報提供を要請。
発熱や下痢などの症状の後、白血球や血小板の数が低下して死亡する
SFTSの特徴が見られた2人について、血液を国立感染症研究所(東京都)で調べたところ、
SFTSウイルスが見つかった。
屋外に生息するマダニの一種にかまれて感染したとみられ、
2人とも発症から約1週間後に死亡していた。
山口の女性も最近の海外渡航歴はなく、
SFTSウイルスの遺伝子も09年ごろに発生が報告された中国のものとはわずかに異なっていた。
厚労省は日本に存在していたウイルスの可能性が高いとみている。
厚労省によると、都道府県から同様の症状で死亡したとみられる事例についての報告が
他にも数件あり、感染研で血液の検査を進めている。
媒介するマダニは体長2~10ミリで草むらややぶに生息し、イエダニとは別種。
厚労省は、マダニの活動は春から秋にかけて活発になるため、
肌が露出しない服を着用し、ダニにかまれないよう引き続き注意を呼びかけている。
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