お正月だからといって抱負を持つこともない。
10分先のことすら予測がつかないのだから、
この一年はどんなふうになるかなんてわからないのだ。
大学時代の友人とランチしていたら、「ここはどこ私は誰」って気持ちになった。
いっしょに過ごしたときから30年以上の年月があったことすら夢物語のようだ。
この世は夢物語なのじゃないでしょうか。
あまりにも出来すぎている夢物語。
シェアした記憶の断片があり、今シェアしている記憶の断片があり、
今ここで、いっしょにいるという現実がある。
目の前にいる友人は、時空を超えてやってきたもののような気がして、ものすごくありがたくなったりした。
「出来すぎでしょう」
好きな言葉がある。
「からっぽで、自由で、自然であれ」
OSHOの本に書いてあったんだけど。
話した英語が知りたくて、英語の本買ってみたら、
「Be empty, loose and natural.」
Be free.じゃなくて、Be loose.
ますます気に入ったのだ。
時空を超えてかなんなのか。
動き動いているものに、流れ流れて流されて、
「出来すぎでしょう!!」と叫ぶ新春なのである。