全国的に暖かい陽気だった今日は、東京も夏日で。
腹出して歩く女性がちらほらいるので、見るたびに小さく「ナイス!」とつぶやける喜ばしい日であった。
お昼にクリニックのポーチで日光を浴びながらお弁当を食べていたら、「先生、保険証忘れたので取りに来ました」と。
「気持ちいいですよね」とおっしゃるので、
「ビールがあれば最高ですが」と言ったら、「まだお昼ですよ」と。
「先生、ブログ更新してください」と去り際に言ってくださったので、思い出したように書いている次第です。
その後ふと思い立って、行きつけの某1000円カットに行った。
こんな気持ちのいい日には、散髪でもしようと思うのが人情ってものである。
某1000円カットのいいところは、
「好きなときに行ける」「いつも新しい人がいる」「ダサい感じで切ってくれる」「終了が早い」
あげようと思えばもっと出てきそうだが、いちばんは「人間味にあふれる様子」であり、時々左右差のある仕上がりになったりもするところが、得難い魅力なのである。
次に行ったときに「すごい左右差ですね!!」と別のスタッフがそろえてくれるのも、なんともほほえましいではないか。
初めて担当してくださる女の子が、「どのくらい切りますか」と聞くので、
「全体を1cmくらい切ってください」と伝えた。
いつもは15分から20分くらいで全部が終了するところなのだが、襟足の辺りを15分くらいすごく念入りに切っているので、どうしたものかと思っていたら、
思い立ったように後ろを鏡で見せて、「このくらいでいいですか。。。?」と自信なさげに聞く。
見ると、すごく「ぱっつん」としていて。
ワカメちゃんどころの騒ぎではなく。。。。
「あの。。。ちょっとぱっつんとしているので、もう少しぼやかしていただけますか?」
と言ったら、すごく衝撃を受けたような顔をされて、
「担当かわりますっ!!」と去って行ってしまわれた。
30代後半と思しき落ち着いた男性スタッフに変わってくださったが、「申し訳ございません!!」と。まるでVIP待遇のように丁寧でありがたかった。
別にクレームつけたわけではないのにな。
彼女、「ぼかす」ことが苦手だったのかなあ。
帰りには目を見て挨拶してくれたから安心したけれど。
後で怒られなといいなあ。
とはいえ、途中から面白すぎて吹き出しそうになっていた。。。今日も最高だったな、1000円カット!!
これからも1000円カットの「人間味あふれる様子」には目が離せないのである。