あるカイロの先生に身体を治してもらった。
中学のときから続いていた側弯症がかなり治った。
お盆に母から「えっ。あんたまた背のびた?」と言われた。
患者さんには、「先生、痩せたでしょ。あごのあたりがシュッとなった。」
と言われた。
この患者さん、日舞をやっていて、着物を着てお酌をするときの色っぽい動きを教えてくれたりする。
首の動きがキモなんだって。面白い。
着物を着ると、去年なんかは右肩から右胸にかけてよれてシワができていたのに、シワがなくなった。
両方の胸がいい感じで着物に収まるのだ。
信じられないほどすご腕の先生なのだが、この先生と話すと、あたしのなかにまだある(と認めざるを得ない)、
中学生のような反抗心を刺激された。
「最近どうですか?」
と言うので、喜び勇んで、
「2kg痩せました!!」と報告したら、
「体重は関係ないんだよね」
と言われる。その瞬間、
「ただの報告です。。。」とつい言ったら、
「こっちもただ教えているだけでしょ。もうやめてよ。そういうの。やるのが嫌になっちゃう。防御することないでしょ」
そうだった。この先生は自分の知識をただあたしに伝えているだけ。
その伝え方がものすごくストレートに感じるので、
あたしの脳みそのなかでは勝手に、「受け入れてもらえていない」に変換されるのだ。
こういった勘違いを本気にしちゃう脳のしくみについては、いつも患者さんに話しているのにね。
これからも防御しなくていいのだと思ったら、笑えてきた。
大抵、いろんなことに気づかされるのは、苦手な人か、すごく大好きなひとなんだな。。。