今年も一年、ありがとうございました。 | 真・無形の器

真・無形の器

足せば減り、押せば引く・・・そしてそれらはお肌本来の治癒力をもって形を成す。
そんな小宇宙に日々全力で相対しております。
形成外科・美容外科のドクターによる、それぞれの「器」の美しさを最大限に引き出しつつ、
さらなる美を追究するためのブログです。

フィルクリニック大阪・ホームページです。

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休診日)水曜日、日曜日、祝日
診療時間)11:00~19:3013:30~15:00休診)


初診のお客様は、ホームページの→ネット予約フォームからお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。


できるだけ日どりの余裕を持ってご予約をいただけますよう、よろしくお願い致します。


なお、キャンセル待ちや、点滴治療の方、

当日の急なご来院に対しましても、できる限り対応させていただきますので、その際は直接お電話にてお問い合わせください。


みなさん、こんばんは。

年の瀬となり寒い日が続きますが、

体調はいかがでしょうか。

フィルクリニック大阪も、

今年一年、無事に仕事を納める事ができました。


今年を振り返ってみますと、

やはり重大なニュースはロシアのウクライナ侵攻です。

はるか遠方の紛争ですが、同じロシアと隣接する日本にとっては対岸の火事ではありません。

さらに中国や北朝鮮のプレッシャーに晒され、果たして日本はウクライナのように国民一丸となって毅然と対抗できるのでしょうか?


私達が行う美容治療とは、

戦争とは対極にある「平和」の医療です。

美しくなりたいという願望は、

平和で安定した心の余裕から生まれるものであり、

日々弾薬やミサイルが飛び交い、

電気やガスといったライフラインの寸断された明日をも知れない環境では、

皆さん美容どころではないでしょう。

しかし一方で、美容外科のルーツである形成外科の進歩は、まさに戦争で傷ついた兵士や被災民の治療による「戦争」の歴史とも言えます。

さらに軍事産業の進化は、イスラエルを始めとしたレーザー医療機器の開発に大きく貢献していることも事実です。


皆様の美しさを保ち続けるために、

この平和な日本を保ち続けるために、

私達に何ができるか?すべきことを真剣に考えつつ、良いお年を迎えましょう!


2022年フィルクリニック大阪のスレッドリフト本数

フィルクリニック大阪では、

2022年は1年間(1月〜12月)で、

スレッドリフト計3835本(昨年3396本)


 Zスレッドリフトロング 1314本(1204本)

 パワーFスレッド 852本(789本)

 Fスレッドリフト 806本(604本)

 Fスレッドリフトロング 509本(422本)

 Zスレッドリフト 151本(163本)

 Nスレッドリフト 88本(102本)

 Jスレッドリフト(Nスレッドロング) 115本(112本)

※(昨年本数)

(※ウルトラVスレッド、ノーズアップスレッドを除く)

リフトアップスレッドのみの本数です。


当院はスレッドリフト専門クリニックなので、日々リフトアップ目的のお客様が多数ご来院されています。

使用するスレッドの本数は、お客様それぞれのご希望の部位や目的によりさまざまですが、平均すると1人当たり2.86本。

更に解析すると、

初診(初回)スレッド4.45本/人

再診(2回目以降)スレッド2.32本/人

つまり、当院で満足できるリフトアップの仕上がりに必要なスレッドは、

最初は約4本(左右2本ずつ)、

次からは約2本(左右1本ずつ)となります。

これは、いかに当院が最小限のスレッド本数で結果を出しているかをあらわしています。

そして逆に、いかに他院でご提案されているスレッドの本数が多過ぎるか(不必要な侵襲と不利益を与えているか)をご理解いただけるデータであると考えております。


詳細を見ていきますと、

やはり今年もZスレッドリフトロングが最多となり、フェイスラインの引き上げ・引き締めのニーズの多さと、ハードなPLA素材の美しい仕上がりの良さを反映しています。


PCLスレッドの動向としては、

パワーFスレッドの増加は、

ネックリフトの更なるニーズ増加と、最近はフェイスラインやマリオネットラインにも積極的にパワーFを使用し良好な成績をあげていることが理由と考えます。


Fスレッド・Fスレッドロングも順調に増加しており、特にスレッドリフトの初めての方はまだ皮下組織が弱く歪み易いコンディションの方が多く、より繊細で自然な仕上がりを重視する方々には最適なスレッドとして人気です。


また、Fスレッドによる目元・ゴルゴラインのタイトニング治療も着実に増加し、

更にFスレッドはコメカミを広く掛ける事で目尻・上瞼のたるみ改善を狙うテクニックも新たにオリジナルに開発し、順調に成績を上げております。


ベビーコラーゲン人気と慢性的不足


2022年は1年間(1月〜12月)で、

ベビーコラーゲン計400本(昨年322本)

うち、全量手打ち 259本(171本)

   全量水光注射  18本(36本)

   部分手打ち+残量水光注射 143本(95本)

※(昨年本数)


ベビーコラーゲンはもはや、入荷量全てがそのまま使用量となります。

コロナ禍による慢性的なベビーコラーゲンの需要過多・供給不足が続いており、

時折入荷する100本程度では、入荷即日で予約完了・キャンセル待ちの現状です。


また、ベビーコラーゲンの手打ち数が激増しております。

これは今年よりベビーコラーゲンの水光注射オプションが正規メニューから外れたこともありますが、

最近顕著に増加しているのが、

他院での不必要不用意な脱脂手術の横行により、

その修正目的でベビーコラーゲンを希望される方々です。


ベビーコラーゲンのクマ治療

ブログでも過去に記載していますが、

目元クマの一番の原因は「下眼瞼皮膚の菲薄化」です。

加齢と共に下眼瞼皮膚が薄く弱くなると、

小ジワが増え、

眼窩脂肪の凹凸が目立ち(目袋・黒グマ・影グマ)、

眼輪筋や皮下血管が透見し(青グマ)、

目元クマは悪化するのです。


脱脂術を行うと、凸は軽減しますが、凹みが深くなり、ボリュームを失った下眼瞼皮膚は更に緊張を失い皺や青グマも悪化します。

ハムラ変法で眼窩脂肪を移動固定しても、最後に下眼瞼の余剰皮膚を切り取り縫合する事で、更に下眼瞼皮膚は菲薄化するのです。


逆に言えば、下眼瞼皮膚が厚くしっかりとすると、

小ジワは軽減し、

眼窩脂肪の凹凸は目立たなくなり、

皮膚は透見せず青グマは改善するのです。


ベビーコラーゲンは真皮層のコラーゲンを補充・増加させ、一層一層、厚い皮膚を形成します。

一回で完成する治療ではありませんが、

毎回、美しい仕上がりが体験でき、

毎回、下眼瞼皮膚が成長しクマが軽減していくのを実感できる、

現時点で最も合理的かつ美しい目元クマ治療であると自負しております。

更に最近では、

頬の毛穴改善や、

ほうれい線やマリオネットライン改善、

頬の笑いジワ改善に、

首の横ジワ(ネックレスライン)改善に、

全ての皮膚の厚さ治療に利用できるベビーコラーゲンのニーズはどんどん高まっています。


目元クマ治療で悩んでおられる方々に、

ベビーコラーゲンを求める方々に、

十分にご提供できずに非常に忸怩たる思いですが、

何卒、安易な脱脂術で大切な眼窩脂肪を失う事の無いよう…まずはご相談下さい。


更なる美容治療の進歩に期待しつつ、

しかも世界平和を祈念しつつ、

皆様にも素晴らしい新年が待っていますように。



 

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