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 パリのその後の街の様子と、最近のテロに関するメディアの報道とその反応について、少し思うところがありましたので、『南仏通信』のエッセイ に載せました。よろしければ、御高覧ください→

 

 先日「それでもオトナですか?」という、地下鉄マナーポスターが共感を呼んでいるという記事を目にしました。マナー違反するオトナを高校生の(実際のポスターでは割り込みされた小学生)目線で戒めるというポスターだそうです。もっとものようですが、ちょっとまって。 

マナーの悪い人はオトナでもコドモでもいます。「それでもオトナですか?」は扇情的なキャッチです。啓発という意味では人目もひきましょうがが、コドモに戒められるオトナという社会構造をさらけ出すのはヘンです。


発想の次元がとても危ういのです。マナー違反をする人は昔から常に少数でしょう――私の経験値から言えば、日本においてはさらにそうです。いつから日本は「コドモからオトナが叱責される国」になったのでしょう?

これではビジネス、カルチャー、政治など、すべての分野において世界の第一線で切磋琢磨して競争できるはずはありません。

 

 ま、自分がどうかと言われると、胸をはっての完全無欠なんてほど遠いのですから、口はばったい物言いはよくありません。老害といわれないうちにマナティ退散しまーっす。

 

 みなさまが、愛に溢れ、幸せで健やかな日々を過ごされますように♪

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一週間おくれで点灯したシャンゼリゼのイルミネーション。

2キロに渡って連なる追悼と希望の光の数珠です。


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今年もブルー&イエロー。寒色と暖色のツートンカラー。


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名物のコンコルド広場の観覧車は鮮やかなトリコロールに。


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マルシェドノエル(クリスマス市)には

クリスマスグッズなどや


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乙女ちっくなスィーツ


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地方のグルメコーナー


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コルシカ産の燻製にチーズ


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南仏からきた色とりどりの石鹸


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警備中のポリス軍団もいました。

急に冷えて例年並みの気温(3度、4度)になったパリ。みな一緒だと暖かい。


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 La vie continue à Paris. +.☆彡・゜・。・*:.。.:*・゜


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パリは惨劇より1週間たちました。きのう今日、水道に何か入れられたらどうしようという、不安が囁かれています。化学兵器のテロの可能性を首相が表明したこともあり、恐怖はさらなる不安を生んでいくのでしょうか?

大統領は戦争状態だとおっしゃっています。戦争からは悲惨という言葉しか思い浮かばないのですが、もし救いがあるとすれば、平和な時分に沸々と湧いていた多くの欲望――それらはどうでもいい煩悩に過ぎない――が削がれ落ちて、シンプルな生命維持の欲求だけとなり、同時に生命の倫理をも考えさせられることです。

 

人が生きていくのに譲れないことはなんだろう? 何があっても守らなくてはいけないもの、かけがえのない人。それらの問題が浮かび、直感的な回答がからだの内に湧いてきます。死がすぐ隣にあるような強迫感は、瞬間的にいろんなものの本質を判別しようとします。「人の死なんとする、その言やよし」とあるように、絶対的な状態に置かれたら、人はみな哲学者なるのかもしれません。

 

人が生きていく、もっとも大事なものは愛、愛することであると思いました。その感覚が、頭の先から足元まで貫きました――電気が走ったように。そして、なにかとても幸せな気分が襲ってきて(短い間ですが)ポッと浸ったのです。

 

 


 12月17日の恋愛美容セッション ですが、せっかくのクリスマスの季節ですので、愉しく参りたいと思います。日頃の感謝と愛を込めて今回は特に、皆様に協賛企業さまからの(今、ここだけ限定)プレゼントがありますので、お楽しみに!

 

 協賛企業さまの詳細(FB経由)

 

 前座担当のわたくしからは、テロ後のパリを見て感じたことも少しお伝えできたら、と思います。

 

 女子SPAの記事のまとめ読みはこちらです⇒

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撮影:松永もえちゃん  襲撃現場に置かれるキャンドル

 

パトカーのサイレンが過ぎるたびにドキリとします。ニュース速報に目を凝らします。なにかに構えるような感覚、しばらくは続くのでしょう。それはそれでしょうがないのです。

太陽は暖かな日差しを投げかけています。国民的な服喪も明けました。殆どの市民活動が以前と同じように機能しています。週末にはシャンゼリゼのクリスマス市も再開して、イルミネーションの明かりと温かいホットワインが、冷たくなった心と身体を温めてくれることでしょう。

 

メディアではテロには屈しない、市民たちの意志表明が続いています。印象的だったので感動したのが、惨劇現場のバクタラン劇場前でインタビューに答える、瀟洒な身なりの7、80代のマダムの言葉でした。

 

このマダムの言葉こそパリのエスプリです。


「痛ましい死に対しては花をたむけなくてはいけません。そしてとても大切なことがあります。ヘミングウェイが言っていたように、パリは祝祭の街――彼の最初の妻との回想録である『移動祝祭日』で、愛とモードと美食と芸術の街であるパリの生活が叙述されている――なのです。わたくしたちは、長い歴史と高い文化意識をもった市民なのです。」

 

カメラを見据えて、強い口調で彼女は続けます。


「そして、わたくしたちは500万人の自由に穏やかに信仰しているムスリムと連帯しなくてはいけません。1万人の殺戮者のために、共に戦います。アラーの名において。」


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パリの11月、13日の金曜日。

 

普通にでかけて、普通に帰ってくる。

普段どおりの生活、ささやかな日常、

それがどんなにかけがえのないことであるか……

 

生命あることに、いつも感謝して生きる、

愛している人に愛していると伝える。

大事な人生のいっときを、マイナスの感情で埋めたくはないから、

選択が間違ったと思ったら、すぐに軌道修正をしよう。

 

14日の朝、いつものように人々は生活する。

不法なテロには屈しない。

19世紀のプロシアや20世紀のナチスの攻囲の際も、

パリの生活は揺るぎもしなかった。

ここに住んでいることを市民は自覚しているから、

パリの覚悟を誇っているのである。

 

女性たちや子どもたちへの暴力を許さない。

マララ・ユスフザイとともに、わたくしもありたい。

パリに住む一人の市民として、潔くありたい。

 

私は声を出さずに唇を噛む。

負けるものか

 

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J・SPA!(女子SPA!)★

世界の激震の前線からのレポートです。

人々の日常を左岸のカルチェラタンからお届けします。

 

フランスにあって日本にないもの三択。まずはおつき合いください。


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♥ラブラブな中高年カップル 
(*^^*)


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 ♥せくすぃな広告@しかもメンズ版 (;゜0゜)


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♥そしてこちら、専門家向けの“アンチエイジング”専門誌であります。アンチエイジングを標榜する、それこそ各科の世界的有名Drが執筆陣です。えっ?そういう雑誌なら日本にも相当数存在してるって?

 そうでしょう。そうでしょう。問題はその中身ですわ。


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★じゃ~~ん!!

Sun, sex and Hormones”
しかもフラ語のタイトルでは、sexが先です。()

冒頭にこの文句とビジュアル!これは日本の“抗加齢系専門誌”ではあり得ないでしょ?

“快楽”と“禁欲的エビデンスアンチエイジング法”のせめぎ合いで、最終的に“快楽”の勝ち~といった感もありますね。けれど、トータルバランス的に考えると理にかなった選択かもしれません。何より、外見のアンチエイジングではなく、人生謳歌そのものを上位目的とした潔ささえ漂ってます。

そんな事をつらつら考察しながら『パリマダ』 の続編にとりかかっております。エイジングすればする程楽しく豊かになる“センシュアルエイジング”の時代到来を夢見つつ♪(.)=★

 

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美容専門誌で年に4回、季節毎に刊行されるクレアボー は、高感度業界人間にとっては必見です。今号のテーマは“月”です。


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今回のパリコレ(パリ美容コレクション)は、旧フランス領つながりから番外編として『マダガスカル美容』を取り上げさせて頂きました。マダガスカルといえば、パリマダならぬエアマダ(マダガスカル航空)に翻弄され現地足止めをくらった、 というレアな体験がすでに懐かしく思い出されます。想像していた通り、プリミティブな健康法&美容の宝庫でした。

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なぜか加齢ならぬカレー臭のするアンチエイジングクリーム(左)と、妖しい芳香を放つイランイランのバーム(右)。



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この惑星のものとは思えないバオバブ並木の夜明け。再掲。

実は南の島フェチのわたくし、これまでいろんな島に行きました。中でも複数回訪問したのがスリランカ。美容系雑誌では何度かご紹介しましたが、ここには、知人が経営するアーユルヴェーダ三昧ができる宿泊施設 があります。でも今日は、「美容」ではなく「石」の話。 スリランカは実は地球上でも有数の鉱脈が走っている国で、これは遠く南アフリカまで繋がっているのだそうです。そしてその途中にある島が、そう、この夏の珍道中を皆さんにご報告した、マダガスカルなのです。

 

マダガスカルの特産品は、バオバブやヴァニラやカカオだけではありません。実は天然の「きれいな石」の産地でもあるのです。宝石と言わず「きれいな石」と敢えて言うのは、まだ宝石としての価値を磨きだされる前の装飾品とは言えぬ「石」そのものであり、宝石と言うにはおこがましい程度の値段でもあるからです。もともとパワーストーン好きのわたくしは、マダガスカルでもとりわけ治安が悪く、マックスに怪しいアンドラヴァンギという名の市場に、現地の友人に連れていっていただきました。ねずみの屍骸に、朽ち果てた橋、腐りかけた肉の匂い……スマホ持参厳禁と言われていたので情景は言葉で説明するしか手立てがありませんが、本当に、写真に撮ってお見せできればと思うくらいにシャビーでダーティで、、、、でもエキサイティングでいかした場所でしたの。

 

その直ぐ近くのショップでゲットした「きれいな石」が今日のメイントピック。反射光で六条のスターラインが現れるスターサファイヤです。さすがにアンドラヴァンギ市場では見つからず、ちょっとだけ小奇麗なお店でゲットしました。

そして、この「きれいな石」は、2か月経って、吉祥寺のジュエリーブティック『パールズホワイト』 の久保田店長さんのご配慮と、スピリチュアル系高感度宝石職人の鶴田さんの魔法で見事ジュエリーに変身したのです。


じゃ~~ん!!
(^0^)V 




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裏面にはなんとがいっぱい♪ 


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鶴田さんとは、六芒星を形どったオリジナルマリッジリングをつくって頂いた時からのご縁です。過去にメレダイヤの一つが2,3週間に渡ってピンクに輝き続けるという珍事もあり、そのパワーは実証済みなんです。

夜空に輝くスターをぴったりな小宇宙区間に封じ込めて頂きました。



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パリでみかけた熟年ウエディング

生涯恋愛&官能美容(センシュアル・ビューティ)研究家のマナティです。

クリスマスシーズンを前に、男女問題のスペシャリスト!?である小川義龍弁護士 を迎え、今年の〆のセッションを開催させていただけることになりました。実は小川先生とは小中学時の同窓生でして、わたくしが息子の事などで悩んでいる時分に相談にのってもらい、それがご縁で気のおけない友人を交えつつ定期的にお顔拝見するようになったのです。
実際に、離婚問題が解決できないでいた知人を小川先生にご紹介しましたら、半年で示談にて終了。

元来“別れさせる”プロなのでしょうが、病気をよく知っている医者が“予防医学”を手がけるように、別離の修羅場をよくご存知の弁護士も“長続きさせるコツ”を知っていてもおかしくないですわ。<(-)>
先日、打ち合わせしておりましたら、でてくるでてくる“別れるカップルの共通性”“NGワード”の数々。そして
小川流、うまくいく結婚生活の心がけ。

今回、アンチエイジング学会の大御所のお二人、“老いと美とエロス”がテーマの塩谷信幸先生と、“Love”がテーマの米井嘉一先生を豪華特別ゲストにお迎えします。こちらも大変楽しみですわ。


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人との出逢い、言葉のひらめき、人生が変わるチャンスかもしれません。多くの経験に基づくナマのお話しはたまりません。ちなみにマナのお話し(前座)は3年しか続かないという恋愛ホルモンは実際どうなのか?、フランス人が愛情を冷まさないためにやっていること、恋愛と美肌の関係などをご紹介します。

 

質問コーナーは男女関連ならなんでも。結婚、離婚、不倫、ストーカー、セクハラ、コンプライアンスetc 
その場での発言がはばかられるような内容でしたら、事前にメッセージいただければ代わりにお尋ねしますので、ご遠慮なくどうぞ。
日頃の感謝の気持ちを込めて、皆様へのクリスマスプレゼントも準備中!

講演会の詳細、お問い合わせはこちらです。→


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新感覚女子ファッション情報誌であるヴィオレッタ (双葉社)がリニューアルをして再登場です。


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今回はカワイイの歴史&カルチャーをフューチャーしております。未だ色褪せない...どころか世界を魅了しているレトロカワイイの秘密のすべてがここに
……


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マナティも恐れおおくも淑女指南役にて、ちょこっと登場。書店などでお見かけになったら手にとってみていただけると嬉しいですわ。