しっかりと大きな『クマ』が存在しています。
いつもブログで書いている通り、『クマ』とは特定の状態を表すものではありません。
『クマ』には色々な要素があり、また、お一人お一人で『クマ』と捉えている要素が全く異なります。
今回のモニター様の『クマ』の主体は、膨らみのようです。
赤い部分が膨らんでいて、これが印象を悪くしている(疲れて見える、老けて見える)のは間違いなさそうです。
そして、軽度ではあるものの、膨らみの周囲には凹みも隠れて存在しています。
目頭から斜め下にハの字に伸びるティアトラフ(下まぶたと頬の間にあるリガメントという固定の構造)の溝もやや深め。
青い部分が少し凹んでいて、ハの字の溝も深め。
膨らみ&凹み、それぞれに対して引き算&足し算の治療を行います。
脱脂→ボリュームの引き算
マイクロCRF注入→ボリュームの足し算
⬇︎治療方法の詳細は、あじクリHPを御覧ください⬇︎
⬇︎術前→術後2ヶ月の変化⬇︎
余計な膨らみも凹みもなく、とても美しい立体感へと変化しました☺️✨
でも、ひとつだけ気になることを挙げるとしたら、
それは色素沈着のクマ『茶グマ』です。
茶グマは、慢性的な皮膚の炎症により皮膚にメラニン色素が停滞してしまっているのです。
これは、皮膚自体が持つ性質によるもの。
なので、皮膚の奥にある脂肪の量を調整する手術では、太刀打ちできないのです…。
根本的な茶グマ改善は、メラニン色素を撃退する外用治療・内服治療・レーザー治療などを行います。
でも、立体感を調整することが目的の手術治療において、色グマも間接的な変化が起きます。
⬇︎こちらのブログでも解説しています⬇︎
術後の経時的変化です
術後1週間では内出血と腫れがやや目立ちましたが、1ヶ月後くらいからは安定しています。
クマ治療において、『クマ』に見えるのがどのような要素なのかを的確に分析し、お伝えし、適切な治療方法を選択・実行することが大切です。
私は、カウンセリングにてお一人お一人のクマの状態をしっかりと確認し、説明させていただいています。
マイクロCRFを使用せずに手術することも可能なこともありますが、そうでない(マイクロCRFを使わなければ良好な結果を見込めない)場合もあります。
決して高額な治療費を請求したくてマイクロCRFを勧めたり、他の治療の代替案を提案したりしているわけではありません。
あじクリにカウンセリングにお越しいただいた皆様それぞれにbestな結果を体感していただきたいからこそご提案しているのです。
カウンセリングは無料で行っております。
私のカウンセリングでリスクまで含めた内容をしっかりとご理解いただき、治療に臨んでいただきたいと思っています。
今回の施術の概要
☑︎施術名
経結膜脱脂術+マイクロCRF注入
☑︎ダウンタイムの症状・期間
術後数日をピークに痛み・異物感・目ヤニ・腫れ・内出血が生じ、およそ1〜2週間で概ね改善します。
脂肪採取部は1〜2週間程度痛み・腫れ・内出血が生じます。
☑︎リスク
出血・血腫・感染・結膜炎・結膜下出血・凹凸・左右差など。
☑︎料金(税込)
495,000円
モニター価格 396,000円
静脈麻酔 55,000円
ご希望があれば、術後の腫れや内出血を軽減させる効果のあるサプリメント『シンエック』、内出血を軽減するクリーム『ケラスキンクリーム』をご購入いただくことも可能です(それぞれ税込5,500円・2,200円です)。