美容外科医・Dr.安嶋“あじ先生”のブログ『あじブロ』

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あじまビューティークリニック・院長の安嶋康治(あじまやすはる)です。

クリニックで行っている美容医療のご紹介から、プライベートのお話まで、色々な事を書いています。
是非ご覧ください(^^)

◆形成外科専門医◆

今回のブログは、普段から私のブログやインスタをご覧いただいている方には耳タコな内容かもしれません宇宙人くん笑





クマ取り、クマ取りと言うけれど…

何か取っているわけではないんですよ物申す



目の下の脂肪を取る脱脂が「クマ取り」と呼ばれてしまっているので、脂肪を取ればクマが取れると勘違いされている方も多いかと思いますネガティブ


これは美容業界の大いなる罪だと思います。脂肪を取るのは駆け出しの美容外科医でも出来るし、患者さん側もクマを取りたい人が多いので、そういった患者さんに「脂肪を取ればクマが取れる」という世界観を作り出しているんです。洗脳みたいなものですね。




目の下のクマって、脂肪の膨らみだけが原因というわけではないし、そもそも凹んでいるのがクマの原因なら脱脂すると悪化しますバイキンくんアセアセ



こちらのモニター様は、まだ術後9日なのでダウンタイム中ではありますが、脂肪注入でクマ取りしています。

目の下のクマの原因が、①へこみ②色の悪さ(皮膚が薄すぎて筋肉が透けている) でできているからです魂


これで脱脂したら、余計凹むし、凹んで影が増すので色はもっと悪くなります。



脂肪注入によってボリュームを増しつつなめらかにして、皮膚の透け感も脂肪幹細胞の肌質改善効果である程度改善が期待できます。

ボリュームを増すことで前に出るので、色の悪い皮膚に光が当たるようになるので明るく見える、という理由もあります。




クマ取りは、その原因、その人ごとの素材(骨格・肉付き・皮膚の状態)によって柔軟に選択しなければいけません。


診断でクマ取りの成否が5割決まりますダッシュ


残りの5割は、その選んだ治療法のテクニック。





クマの相談は、色々な治療方法から選んでくれる先生にしてくださいね。つまり、私です物申す物申す物申す



「クマ取りと言えば脱脂」は、もう過去のものだと思ってください注意(適度な脱脂は、場合によっては適用することもなくはないです。ただ、ベストとは言い難いですね。)









今回の施術の概要


☑︎施術名

脂肪注入(CRF/シルキーファット)

☑︎ダウンタイムの症状・期間

術後数日までをピークに痛み・腫れ・内出血が生じ、およそ12週間で概ね改善します。

脂肪採取部は1〜2週間程度痛み・腫れ・内出血が生じます。

☑︎リスク

出血・感染・凹凸・脂肪定着不良・知覚異常・血流障害など。


☑︎料金(税込)

脂肪採取・精製料 275,000円

部位別注入料(目の下・ゴルゴライン) 110,000円

静脈麻酔 55,000円


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