【二重切開法】傷や傷痕の“主治医”は皆さん自身です! | 美容外科医・Dr.安嶋“あじ先生”のブログ『あじブロ』

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あじまビューティークリニック・院長の安嶋康治(あじまやすはる)です。

クリニックで行っている美容医療のご紹介から、プライベートのお話まで、色々な事を書いています。
是非ご覧ください(^^)

◆形成外科専門医◆

テーマ:
二重まぶたを作る手術は安定の人気です✨



二重まぶたを作る手術は、

①細い糸を埋め込む埋没法
②皮膚を切開する切開法

の2つに大別されます。


日本の美容業界では、お手軽な埋没法の方が切開法より圧倒的多数ですが、あじクリでは切開法が大人気で、埋没法よりかなり多くのご指名を頂いています😊
二重切開法は、皮膚の切開縫合や内部処理など、丁寧・適切・確実な技術が必要ですが、ご指名数が多いのは、その技術を認めて頂いているのかなと捉えて気持ちのエネルギーにしています💪🏽



二重の乱れの調整、左右差の調整、ハム目の修正、ラインの細かなデザインなどなど…
切開法は自由自在です。
切開法は、ドカンと腫れる!

…ことが多いのですが、今回のモニター様は、『埋没法のダウンタイム?』っていうくらい腫れが少ない😳✨
私もビックリです!
1ヶ月くらい経っても、これ以上腫れていることもよくあるくらいです。



という、腫れのお話ではなく、今回は傷や傷痕の管理について。



腫れの少なさも去ることながら、切開線の傷痕がとても綺麗なことがお分かり頂けるかと思います。


私の縫合技術の自慢ではありません。

正直、形成外科医・美容外科医として一定以上のクオリティで縫合をするのは当たり前。



では、その縫合後の傷や傷痕の管理をするのは…

そうです、皆さん自身です。



私は、傷や傷痕の処置方法について、術前のカウンセリングでしっかりと説明しています。
そんなところまでドクターがカウンセするの!?と言われることもありますが、それくらい重要なことなのです。


縫合後は、私はワセリン系塗り薬(プロペトまたは眼軟膏)でしっかりと保湿をして頂いているのですが…



この写真、どちらも二重切開法の1週間後の抜糸直後のモニター様です。

上は、処置をサボってしまった方。
下は、処置をしっかり行って頂けた方。

傷痕の状態が全く異なります。



傷が治っていく過程で、傷を治す細胞や分泌物を保湿して守るということはとても重要なことです。

『湿潤療法』という言葉を聞いたことがある方も多くいらっしゃると思います。
薬局などでも、『キズパ〇ーパッド』という保護シートを売っているのをご覧になったことがあるかと。

まぶたの二重ラインに固いシートはなかなか貼れませんので、私はワセリン系塗り薬を使って湿潤環境を作って頂くようにしています。

 







術後、私たちドクターが傷痕を管理することはほとんどありません。

美しい傷痕に仕上げるために、毎日の傷や傷痕の処置の繰り返しがとても重要となります。

二重切開法に限らず、眉下切開や目頭・目尻切開、下まぶた切開、切開フェイスリフトなどなど、全て同じことです。



傷や傷痕の主治医は、皆さん自身なのです。

毎日適切な処置を繰り返して、しっかりと傷痕を綺麗に仕上げるスーパードクターになってください。



 



今回の施術の概要


☑︎施術名

二重切開法

☑︎ダウンタイムの症状・期間

術後数日をピークに、1〜2週間程度腫れ・違和感・内出血が強めに生じます。

☑︎リスク

痛み・出血・血腫・感染・知覚異常・左右差・凹凸・しこり・傷痕など。


☑︎料金(税込)

275,000円

モニター価格 220,000円

局所麻酔・内服薬・外用薬・抜糸処置の料金が含まれています。

ご希望により、鎮痛点滴+笑気ガス麻酔(33,000円)や静脈麻酔(55,000円)を追加することが可能です。


術後の腫れや内出血を軽減させる効果のあるサプリメント『シンエック』を服用いただくことも可能です(税込5,500円)。




🪴あじクリは明瞭な料金設定です🪴

当クリニックの料金には、
◯局所麻酔薬
◯術後内服薬・外用薬
◯手術中に使用する機器や針・糸
(高周波メス・特殊製造糸etc.)
など、全て含まれています。

HPなどに記載されている料金が見積もりそのものとなっており、ドクターカウンセリング後にカウンセラーが不必要なオプションを提示し、料金を上乗せさせるようなことは一切しておりません。

患者様の体に直接関わる医学的内容を、無資格のカウンセラーが決定し、説明すること自体を違法と捉えており、カウンセラーの雇用自体を行っておりません。

ご不明点やご確認されたい点がおありの場合、ドクターカウンセリングと同様の内容を看護師や受付スタッフが補足的に説明させて頂くことはございますが、医学的内容や治療方針につきましては、ドクターが責任を持って決定、説明しております。