夢を通して己の矮小さを嘆く話 | こだのクソ

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死後評価される

こんにちは

こだです。
 
年が明けましたね。
僕はブログを更新することをクソにかけて「大をする」と呼んでいるのですが、
その言い方になぞらえると去年の後半は便秘だったという他ありません。
今年は快便目指して頑張っていきたいと思います。(3月)
 
 
最近思ったんですが、カップルって治安を悪くする要因だと思うんですよね。
 
僕はバイトから帰宅する時にそこそこの解放感を覚えるのですが、
そんな時にたまたまカップルを目にしたとしましょう。
その時、僕の中で「バイトからの帰宅」という行動の意味が、
勝者の凱旋から、人生負け組の珍道中へと変化してしまうのです。
 
僕はショックで、その後に2人程一般人を轢いてしまったりするのですが、
これはカップル2人が幸せになる間に、
僕を含めた善良な一般人が3人も不幸になっていると言えますよね?
 
カップルが幸せになることによって社会全体がどんどん不幸になっていくのです。
ナッシュ均衡ですね、これは由々しき事態です。
しかし対策はありません、オチもありません、なぜならただの僻みだから。 
                                 ー完ー
 
そういえば最近許せないことがあったんですよ。
 
僕はバイトから帰宅する時にそこそこの解放感を覚えるのですが、
そんな時にたまたまカップルの隣を通り過ぎる事があったんですよ。
その時、あいつらどうしたと思います?
 
身を寄せて手を繋ぎあったのです。
許せないですよね。ベチャベチャ帰宅している僕の存在を、
2人がイチャイチャする為の舞台装置にしたんですよ。
 
それを見て、僕はもう5年以上人に触れても触れられてもいないなと思ったりするわけです。
でももしも僕の汗が腐食性の毒を含んでいたらみんな死んでしまいますしね。
IKEAのサメを撫でて諦めることとします。
                                 ー完ー
 
 
ただ書きたかっただけの愚痴は置いて、そろそろ本題に入りましょう。
 
皆さんが、自分の行動を有意義だと感じるのはいつですか?
勉強している時?就活している時?はたまたそれらの努力が実った時?
 
僕は眠っている時です。
僕のように勉強も就活もろくにせず、努力が実った事もない人間にとって、
人生で最も価値のある行為はいつだって睡眠でした。
 
何故か。
睡眠は全人類が必ず行う行為であるからです。
あのビルゲイツや、大スタートムクルーズ、菅、今は亡きマイケルジャクソン、
楽しそうに人生を送る友人達に至るまで、
古今東西のあらゆる人間が睡眠を行っています。
 
僕のように一日中壁のシミを数える事を生業とする無価値な存在でも、
人間である以上睡眠は必要で、その価値は上記の方々と一緒なのです。
 
僕が寝ている時間だけは、周囲の人間に置いて行かれずに済む、
そんな事を考えると程よい安心感を覚えるのです。
 
しかしそんな安寧の時にも落とし穴が存在します。
それが夢です。
 
 
夢については現代医学や科学を用いても、不明瞭な部分が非常に多いとされています。
夢を見ることによって記憶の整理を行っているというのが通説です。
夢に知っている顔しか出ないのはその為なんですね。
また、占いに利用したり、明晰夢や白昼夢を試みたりなど、上手く利用する人も存在します。
 
しかし道端で小学生に石を投げつけられるような人生を送っている僕にとって、
夢はトラウマの再現でしかないのです。
 
夢の中で過去の失敗や失態がテンポよく再現される様はメイドインワリオを想起させますが、
そんな事をされた次の日にはこの世の終わりかの様な気分で目を覚ますことになるわけです。
 
一方、稀に非常に楽しい夢を見ることもあります。
それは「もしもあの時こうしていれば…」的な後悔が叶った姿で現れるのですが、
所詮夢は夢、現実の僕は腹を出して寝ているだけです。
起きてその事を悟った途端、どうしようもなく萎えた気分になるのです。
 
さて、これで僕にとって、
夢が何のメリットももたらさない存在である事をご理解いただけたと思うのですが、
ブログにこの話題を持ち込んだ以上、当然対策も用意しています。
僕も余罪多数とはいえ立派な大人ですからね。
 
 
それは夢を見ないことです。
現実主義的な意味ではなく、夢を見ないくらいの深い睡眠を目指すということですね。
そんなの誰でも思いつくだろとお思いでしょうが、
コロンブスの卵を御存じですか?実行した人が偉いのです。
 
※コロンブスの卵の逸話
ある席で「誰でも西へ航海すればアメリカ大陸に行き当たるのだから、
アメリカ大陸の発見は大した業績ではない」と言われたコロンブスは、発言者に卵を投げつけて黙らせた。
 
夢なんてものは睡眠が浅くなるから見るのです。
なぜ睡眠が浅くなるのか?一日の生活で疲れていないからです。
 
昼は働き、夜は眠る、これが健全な人間の生活です。
一方僕は、昼も夜もじっと動かないまま、まだ動物園のパンダの方が面白味があるでしょう。
これでは疲れを感じることなど出来ません。夢を見てしまうのも当然と言えるでしょう。
 
そこで、今回は疲れるために外へ出かけることにしました。
外出するだけなのに前置きが長すぎる。
 
 
久しぶりに見る外の景色は赤く、少し肌寒さを感じました。恐らく夕方でしょうか。
特に目的もなく歩き始めると、いつの間にか見慣れた公園に着いていました。
ベンチに腰掛け、前の方を見やると子供たちがジャングルジムで遊んでおり、
大声で叫んでは親に注意されていました。
 
少しの懐かしさも感じつつ、次の場所へ向かうべく、ペダルを漕ぎだしました。
しばらく進むと、大学の友人達がこちらに手を振っているのが見えます。
話を聞いてみると、どうやらバイトの人手が足りないらしく、
手伝って欲しいとの事で、断ることが苦手な僕はつい引き受けてしまうのでした。
その後の記憶はありません。
 
ふと気づくと、チャリに乗って僕は帰宅していました。
拘束から解放され、そこそこの解放感を感じつつ、漕ぎ進めていると、
目の前にカップルが現れました。フラッシュバックする過去の失恋、
自分は誰となしに掴んでいる幸せを逃した敗者である事を実感します。
さらにカップルは僕を避けるために身を寄せ合い、手を繋ぐのでした。
 
嫉妬と怒りでグチャグチャになった僕は、
イチャイチャしているカップルが脳裏を離れません。
そんな事に気を取られていると、たまたま前方を歩いていた善良な一般市民、
トムクルーズとビルゲイツを轢いてぶっ飛ばしてしまいました。
 
やばい、またやってしまった。半端ない量の汗を感じながら、
急いで彼らに近づき、無事を確認しようとその体に触れた途端、
触った場所から腐り始め、それに伴い彼らの顔色も見る見るうちに悪くなっていきます。
 
しまった。僕の汗には腐食性の毒が含まれているんだった。
ゾンビと化した彼らは立ち上がり、僕の方へと向かってきます。
 
本能的にヤバいと感じ取り、僕は逃げます。
何故か思うように前へと進めません。
 
たまたま見つけた菅を囮に粘りますがもう限界です。
 
もう駄目だ。
諦めて目を閉じると音楽が聞こえてきます。
 
 
デッデッ、デッデッ
 
この音は何だ?
 
デッデッ、デッデッ
 
どこかで聞いたことがある…
 
デッデッ、デッデッ
 
これはまさか… 目を開くとそこには‼
 
 
Cause this is thriller!!!!!!
 
 
 
 
 
はっ、夢か…良かった。
 
 
そんなわけで、古今東西で使い古された夢オチを今回は使ってみました。怒らないでください。
夢のふわふわした感じが出せていたのなら幸いです。
 
今回のブログで僕は何を伝えたかったのでしょうか?わかりませんね。
少なくともこんな事をしている間はずっと、悪夢を見続けるのに間違いないでしょう。
 
何はともあれ、彼女と職が欲しいです。
お疲れ様でした。