墨田区が税金を投入して民間の警備会社に委託し、その要員をインスタント指導員として繁華街に派遣し、連日のように低レベルであからさまな嫌がらせのセリフを拡声器を使って棒読みしています。


先週土曜日の5.19抗議行動の数日後、もともと墨田区から嘱託として派遣されている防犯の人が、「やりすぎた...」などと反省の弁を現場でのべるなど、数日間は少し静かな感じでしたので組合は静観していました。


しかし、反省の弁も束の間、今週末には、ご案内を求めるお客様に対して、平穏で正当なご案内をしているにもかかわらず、そのすぐ側で、「路上客引きには絶対について行かないでください」、「話を聞かないでください」、「優良店をご利用ください」、「行く店は自分で考えて決めてください」などと、常軌を逸しているかのように拡声器で条例濫用を連呼していました。



墨田区は条例違反


違反行為があれば、それを特定して指導するのが当局のあるべき姿です。

ところが彼らは、とても指導と呼べるような行動ではなく、怠慢ゆえに、繁華街の全体に向けての不正確な宣伝・主張・呼び掛けなどによって、道行く人やご案内を求めるお客様に、誤解や偏見を煽るような言動を繰り返しています。


これでは、お客様も、健全に働くみんなも迷惑しますし、営業妨害です。

条例の濫用とは、まさにこのことではないでしょうか。

個人や事業者の権利を不当に奪うことがないように留意し、条例濫用があってはならないということは、憲法違反の区条例にも明記されています。

条例違反は墨田区から派遣されている要員たちの言動です。



まさか墨田区がゴロツキを雇わないでしょうけど...


26日夜8時過ぎごろ、インスタント指導員の迷惑行為に対して、繁華街の仲間Aさんが抗議しました。

すると、連日私服でうろついている民間委託の警備会社関係者と思われるモヒカン刈りの男が近づき、「なんだお前!」、「お前に言われる筋合いはない!」などといきなり口汚く挑発してきました。

公務員の皆さんでしたら、このような言動は考えられないことでしょう。

民間委託の弊害の一端をのぞかせる場面です。


この男とAさんは、売り言葉に買い言葉のように、しばし言い争いに。

すると男は、耳が痛い、鼓膜が破れたなどと言いながら、携帯電話をその耳にあて、どこかに電話。


まるでゴロツキの言いがかりのような手法を連想させます。



言い争いに警察官大量動員?

権力濫用やり放題


あっという間に手際よく数十名の警察官が動員され、Aさんに手錠をかけました。

言い争いで警察官が数十名かけつけるなど不思議な光景です。


Aさんは「何の容疑か」とただすと、暴力など一切振るっていないAさんに対して、警察官は、「傷害容疑の現行犯」などと告げ不当逮捕を強行しました。


言い争いで耳が痛いからと、傷害容疑で逮捕されるなど前代未聞の珍事ですね。


Aさんは身柄を拘束され、本所警察署に連行されましたが、言うまでもなく不当逮捕であり、損害賠償ものです。

当然のごとく2時間ほどで解放されました。

糾弾されるべき権力の横暴であり、驚くべき逮捕権の濫用であります。


その後、「刑事課から現場検証して来いと言われた」などとボヤきながら道幅など計測する警察官







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