錦糸町発!
繁華街で労働組合を結成しました。
繁華街労働組合 Downtown union(略称 DTU)
2016年12月2日未明、墨田区江東橋の路上にて結成大会。
執行委員及び三役を選出。
組合結成の意義、活動方針などについて協議し、採択されました。
錦糸町駅周辺の繁華街は、下町の繁華街として、とてもよく整備されています。
錦糸町の繁華街での交遊を楽しみにしていらっしゃる常連のお客様や、お仕事関係での接待などに利用されるお客様も少なくありません。
ところが、迷惑で、しつこいつきまとい行為や、悪質な店舗などもあって、何かとトラブルが絶えません。
長引く景気低迷の影響を受け、その悪質さはエスカレートしている面もあります。
嫌がる人の前に立ちふさがったり、執拗につきまとい、腕を引っ張ったりなどの光景も、しばしば見かけます。
そのような行為に対して、苦情が絶えないということもあり、この12月から墨田区の条例が強化されました。
その主な内容は、繁華街で、お客様を待つのはダメ、立っているのもダメというものです。
これまで、行政当局が長期に渡り、強引で悪質な行為を放置してきたために、繁華街で働く健全な人たちの権利までも、十把一絡げにして、根こそぎ奪ってしまおうとするような乱暴な代物であり、これは憲法に抵触する規制であると指摘しなければなりません。
このまま行使されたら、繁華街の秩序や、そこで働く人たちが大変なことになってしまうという危機感から、ある人がつぶやきました。
「この業界には組合がないから、やりたいようにやられてしまう... 繁華街で働く人たちのことは軽くみられている...」
などという言葉がきっかけになり、結成の準備をすすめてきました。
12月1日、駅前広場での当局による新条例施行にともなう決起集会のような催しを受けて、翌日2日の未明に組合の結成大会を開催しました。
常連のお客様も、評判を聞いて初めて錦糸町を訪れるお客様も、目的にかなったお店などへの案内を求めて繁華街を歩きます。
楽しんで頂けるお店などへ、平穏なご案内なら、お客様にも喜ばれますし、何度も訪れてくださいます。
そして繁華街も潤い続けるものです。
繁華街労働組合は、繁華街で働く人たちで組織し、共同するものです。
みんなが安心して働けるような環境づくりのために協議し、力を合わせて活動する連合体です。
行政当局への申し入れや交渉、必要に応じて当局とも連携し、繁華街の健全化・活性化を目指すとともに、働く人たちの暮らしと権利を守っていきます。