せっかくマレースタイルに挑戦したのに完全に笑われちまった。。
手で食事ってのもなかなか難易度高けぇな。
素直にスプーン、使っときゃよかったかな。
僕の口のまわりと右手は悲惨な有様。皆よか2倍の時間を費やしちまったぜ、こなくそ(笑)
そのあと、僕はサイフーの実家から歩いて5分の所にあるアパートの一室に案内された。
ここは昔、ブラザーのねぇちゃんが美容院を経営していた部屋らしい。
どうりで妙にセクシーな匂いがする。たまんねぇ・・・・。
ココが僕達3人のアジトだ。このアパートのすぐ下にはインド人が朝から深夜まで経営している屋台風のオープンカフェがある。
ブラザー達はどうゆう訳かこの店のインド人を馬鹿にしているようだ。
扱いが少々乱暴な感じだ。召使いみたいにあしらってやがる。
確かに愛想もクソもないドス黒いインド人だがコイツらの作る「ロッティ・チャナイ」とかゆうアホみたいに旨いナン風の食いモンには度肝を抜かれた。
マジで殴ってやろうか?って思う程旨い。きっとブラザー達もそれでムカついているんだろ!?
ロッティのサイドには必ず激ウマのカレーが付いてくる。
俺は毎朝必ずコイツでブチあがる。深夜も決まってコイツを指名する。
いつしか僕は完全にこのロッティの虜になっちまっていた。コイツは中毒性のあるヤバいブツだ。
値段もかなり安かった。
東南アジアの町にはこんな感じの屋台がたくさんあって憩いの場所みたいな感じでいつも賑わっている。
その独特のオープンスタイルの屋台の雰囲気が僕は大好きだった。
ハエやたまにゴキブリなんかも登場するし人懐っこい野良猫共が甘えた声を出してすり寄ってくる。
深夜になってもその賑わいが衰える事がなく、ブラザーのダチなんかがフラッと遊びに来て僕と一緒に煙草を吸いながら大声で笑ったり、突然違う人種同士が暴れ出したりと、とにかく何とも言えねぇ人間の自然体の姿がそこにはいつもあった。
話しは戻り、僕は近くのスーパーで巻煙草を買った。
自分で好きな分だけ巻いて吸う、日本人にはちょいとスカした感じの煙草だ。
ペーパーとフィルターは「ZIGZAG」を愛用した。
今夜はK.Lタワーとツイン・タワーのライトアップに連れて行ってくれるらしい。
つづく





