見えてきた現実。嘘と目撃者 | 結婚生活のリアル。子育て世代取扱説明書

結婚生活のリアル。子育て世代取扱説明書

1女2男の3人育児に奮闘中!
我が家はステップファミリー。見栄なんかいらない。
育児、ママ友、親戚付き合い、夫婦のこと等、子育て世代が避けては通れぬ問題にリアリティー溢れる痛快な切り口で言及。
試行錯誤しながら、前向きに生きていきたい!

シングルマザーで、小学生の子どもと

二人暮らしの白川の家に

私の娘をひっぱたいたとき同様、


突然、自宅に押し掛けた江原。



玄関ドアを開けた瞬間、

江原が飛びかかったのか

白川の叫び声がマンションに響き渡った。


奇声を発する江原と

マンションの通路で殴り合う

二人の姿を見た住人が、警察に通報。


「警察沙汰になったらしい」との噂は

一部始終を見ていたマンションの住人経由で

一気に広がり、保護者の間で

持ちきりになった。


江原を恨むママさんたちのなかで

続報は次々に流れてきた。


歯科衛生士の白川さん曰く、

患者や、パワハラで辞めていったスタッフから

「江原の夫と親密である」

と、噂されていたことは自覚していた。


もちろん、江原ゆきからも

疑われていたことも。


白川さんは

江原の夫の癖を、前職場で熟知していて

うまく切り抜ける方法は

細かに指示を確認し、

機嫌を取り続け、

キャピキャピとバカなキャラを演じること。


それが誤解を招いただけだ。と。


「私は江原さんが疑う、そういう関係にはない。

あの男のことは仕事以外で関わりたくもない。」と、白川は

江原ゆきが慰謝料請求を迫るも突っぱねたそう。



アンチ江原のママさんたちは

「どっちがホントなの」と盛り上がる。


尾ひれが多少、ついた噂話ではあるだろうけれど

私は、白川が言っていることは

半分、嘘だと感じていた。


わたしは残業で遅くなるときは

娘をファミサポ宅に預け、

迎えに行く。


二人が手をつないだり、カップルのように

歩いているのを

以前から見かけていた。


そこには当然、白川の子どもの姿はない。

自宅に置いてきての密会なのか。


この人たちは警戒心がないのか

他の保護者や患者からもその様子は見られていたらしい。


既婚者と手を繋ぐのは不貞行為とは

言えないのだろうけれど

雇用主と従業員のこの関係は

普通ではない。


「仕事以外で関わりたくもない」人がするとは思えず。


私にはこいつらが不倫を誤魔化そうが

江原がどう思うかなんて興味はない。


シングルを散々見下しておきながら

江原ゆき自体の家庭が崩壊している皮肉。

白川を目の敵にした結果、

「他の家庭」に対しても、同一視し

自分本意に傷つけてくることは許されない。


江原ゆうりと母親には

まだ謝罪すら受けていない。


謝罪文の提出で一旦は、

おさめてやろうと思った時期もあった。


反省どころか、さらにエスカレートするなか、

関わりたくないのが本音。


金田の件も含め、なし崩しにはしたくない。