｢自分がここまで嫁から嫌われている理由をまったく理解していませんよね。
絶縁して約三年。
あなたはただただ、私に罵詈雑言を並べるだけで、己の行動を振り返ったことは
一度もないのでしょうか｣
｢あんたが、息子と会わせてくれない非常識なバカ嫁だから！！
あんたじゃない嫁なら○○君はうまくやれたのに！
私はなにも嫌われるようなことはしてないでしょ！｣
｢あなた自身、義父とうまく行ってないから
こうやって、暇潰しに家出するのですよね。
話のすり替えはやめていただきたい。
私たちは、バツイチ同士、
初婚のように、結婚に憧れは抱いていません。
ただ、穏やかに暮らしたい。
それだけなのに、あなたが何かにつけて引っ掻き回してくる。
夫は、前妻と一度離婚するも、
ぐだぐだと元サヤに戻り、
また離婚。
何回、バカ息子が離婚したら気が済むのですか。
他の誰ともあなたの息子さんは
婚姻生活なんて続きませんよ。
私以外と再婚していても。
今、離婚せずにいられるのは
あなたとの距離ができ、彼自身が
あなたの洗脳から抜け出しつつあるからなんです。
この際、ハッキリいいますが
義母さんは、弊害でしかない。
夫にとってもです。
40を過ぎた男が、いつまでもお母さん、お母さんやらなきゃならない異常さに気づかずに
支配するのはもう、やめなさい。
勘違いしないでいただきたいが
嫁とだけ、関係がこじれているわけではない。
あなたの親戚一同からも
煙たがられているのが
今回、明白になったじゃないですか。
ズカズカと人の領域に入り込むから
トラブルになる。
私はあなたからされてきたことの全てと
なんとか折り合いつけるために
この三年、ものすごく葛藤しました。
恨みに支配されて生きていたくない。
許すタイミングはあなたの威勢がなくなり
弱って人の手を借りなければならなくなった時だと私は思っています。
どんな人間も必ず平等に老い、
死んでいくんです。
その瞬間まであなたを、憎しみ続けたいとは思っていません。
ですが、こういうことを
これでもか。と続けられるとさすがに
そんな気持ちもなくなります。｣
｢あんたに面倒なんてみてもらう気なんかないから！
私はね、次男や三男に将来、世話になるんだから！
お父さんは施設でもなんでも入ればいいけど、
私はね、息子たちと暮らすんだから！｣
｢そうですか。
それは、息子さんたちから了承済みなのですか。
私もそちらの方が有りがたいです。
次にまたこのような騒動を
おこすおつもりなら
次男、三男さんに迎えに来てもらえばいいじゃないですか。
今回、誰も迎えにこないのはなぜなのか
考えましたか。
配偶者である義父は一度も動かない。
原点をよく考えてみてください。｣
｢それは……みんな忙しいからよ！！
お父さんは社長！
次男はエリートコース、
三男はお父さんの会社に入ったばかりで頑張ってる！
みんな来たくても来られないの！｣
｢はい。忙しいで通用するならば、
私たちも同様です。
次男さんは
｢親が異常すぎて、関わりたくない｣とハッキリ仰っていた。
三男さんは、
｢生活費だけ稼げたらいい。
気ままに一人で生涯過ごす｣と。
誰もあなたのところには寄り付かない。
それでも介護だけはしてくれると
勝手に決めつけて
ずいぶんと幸せですね。｣