夏休みの宿題で夫婦喧嘩になる家 | 結婚生活のリアル。子育て世代取扱説明書

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試行錯誤しながら、前向きに生きていきたい!

夏休みの宿題で毎年、頭を抱えるのが

読書感想文とポスター。


新小学一年生にはどちらもハードルが高い。


我が家の小三、小一の息子たちは

絵心が皆無。


ここに


【知ったかぶり代表】の夫が毎度、絡んできて

カオス状態になる。


今年の長男のポスターのお題が


「夢のある乗り物」


まず、該当するものが想像つかない。


こちらがせっかく

気分を盛り上げて、

わーわー、楽しくやっているのに


「知ったかぶりマン」がいつも雰囲気を

ぶっ壊しに来る。


小学生の低学年から中学年くらいの作品は

好きなように楽しく書いて提出してくれ。

書いて出せたら十分だ。


と、思うのだが、


夫は立体的に描くためにはどうしたらいいかを

パソコンで、角度計算し、


「車の重心はここになる」

「ホイールの前輪と後輪はそうじゃない」

「そんな絵の車はこの世に存在しない」


と、とにかく口うるさい。


存在しない車を描くから

「夢のある乗り物」なんだろうが。



 

ぶっちゃけ、画用紙一杯に

大きくメインを書いて、背景を最後まで塗り込めばなんとかイケるのがこの年齢。


緻密さやリアルさを求めてどうする。


絵画教室に行ったり

親自身が教えられるスキルがあるなら

子どもも吸収するだろうが、

前提が「楽しくかける」から入らないと

どうにもならない。


そこに夫が自分も描けもしないのに

ネットから拾ってきた

ガチな美大生かよ。

レベルのものを描けと言い出す。


絵の基礎すら教わってないのに

漠然と描けという方が無理難題。



「そんなにガーガー言うなら

仕上げまで付き合いなよ」

と言うも、


口だけ挟んでいなくなり

途中経過をみに来ては鼻で笑う。


本気で腹が立つ。


子どもたちもだんだん、夫から笑われて

描くのが嫌になって泣き出す。


この状況になると

気持ちを立て直すのが大変でたまったものではない。


結局、やる気を全力でなくした

子どもたちが放心状態で時が止まっている。


どうすんの、これ。