先日、体調を崩した次兄夫婦の子ども。
そのまましばらく入院になった。
私たちは、生まれてすぐに
次兄の子どもは
二十歳まで生きられないと聞いてはいたが、
生活制限はあるけれど
普通に小学生、中学、高校と
学生生活を送る姿をみて
｢良くなってきている｣そう信じていた。
修学旅行も海外短期留学も
現地の医師と連携取りながら
行っていたり、
ライヴや、友だちと遊ぶこともあり
普通の学生と見た目はなんら変わらなく。
次兄の奥さんが
｢好きなことはなんでもやらせてあげたい｣
｢病気をハンデと思わせたくない｣
と、とても一生懸命フォローしていた。
しかし、見た目が元気そうなのと
現実は違っていて。
今回の入院で
改めて医師から
あと1年。という話が出た。
次兄の奥さんのご両親も、
私の親も
毎年、誕生日を無事、迎えられることに
ほっとしてきた。
そんな十数年。
私は猛烈に怒りを通り越して
涙が出た。
こいつは、義姉と一緒に自分の息子が着古した
肌着やらを
｢出産祝い｣と置いてきて
お返しを催促にいく。
手術のたびに、声をかけても
｢仕事を休めないから｣と1度たりともきたことがない。
心臓病の原因をカモネギ夫婦は
勝手に推測しては、
次兄の奥さんを追い詰めてきた。
この鬼畜はなんなのだ。
｢兄貴さ、いい加減にしなよ。
あははは、さすがにない。｣
｢オレにできることなんもねーもん。
いやー、でもかわいそうだよねー
なんでそうなっちゃうんだろうねー。｣
｢自分のバカ息子が同じ状態でもそのセリフ言えるの｣
｢○○君は体だけは元気だからなぁ。
頭はね、ちょっと(勉強ができずに)ヤバイけどね｣
私は無言で電話を切った。