加害者から慰謝料を受け取るときの気持ち① | 結婚生活のリアル。子育て世代取扱説明書

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長女が校内で教諭から盗撮された際、


加害教諭を相手に戦ったわけだが。


最終的に、慰謝料は

加害者から弁護士あてに一度振り込まれ、

弁護士経由で依頼人へ入金される。


通帳記帳すると、

「弁護士事務所名」で振り込みをされるわけで、

加害者名が刻まれることはない。



被害者感情的に、

ワンクッション、弁護士名で入金されるとは言え


加害者から慰謝料を受け取ることは

これまた、「怒り」の感情がわく。


金で解決なんかしない!元の娘に戻してくれ!!その気持ちに支配される。


だが、慰謝料払わないなら払わないで

それ(金銭)でしか償えないものもあり

「値切ったり、出し渋る」ことも、被害者的には許しがたいものとなる。



慰謝料とは名ばかりで、

振り込まれても、否でも

「こころが慰められる」こととイコールにはならない。




これを使って通院費に充てたいか

なんらか使いたいか。となると、


加害者が連想され「気持ちが悪い」

これが先に来る。


私は当時、相場よりかなり高額の慰謝料請求をして、結果、満額での示談となった。



加害者に金銭的ペナルティを与える理由として、もくろみは当然あった。

経済的制裁を与えるより他に目的が。

経済的制裁なんて、バックレようとしたらどうにでも実際なるのは知っていた。



まだ若い教諭だったので貯蓄がないというのは把握していた。


譲らない条件はただひとつ。

一括払い。


ダラダラと年数付き合いたくないという理由以外に目的はある。



最初に、銀行ないし消費者金融で融資審査を受け

毎月毎月、支払に追われればいい。

その都度、娘にした行為に苦しめ。

自身の犯した罪を償えと。

加害者に通告した。


しかし、融資を

「犯罪による借り入れ」とバカ正直に言えば通らないのも知っていて、

あえて加害者にそのように誘導した。

世間知らずは当たり前にそれにのってきた。


だが、本当の狙いはそこではなく。


加害者は盗撮という性癖を持ち、教員免許を剥奪され、解雇されたことを、

自身の親に隠し通していた。


「親には言わないでください」と実際、私は懇願されていた。



成人の男が、自身の行動を「親に隠したい」と被害者に頼み込んでくるのだ。

甘えるのもいい加減にしろ。



加害者が、言われたとおり伝えたら金融機関から借りられないと言い出したので

「親から借りなさい」と、にべもなく言った。


人の子どもの心を壊し、望んだ進路を妨害し、

被害者である親のメンタルも崩壊させ


「自分の両親には話せない」

私はこれを許せなかった。


私の中で、20代の教諭は

我が子とは思える年齢ではないが

「子どもみたいな青年」と私は扱っていた。



「仕事がイヤになったから自主的に辞めた」あたりを言って、

大学まで出してくれた親をコイツが欺き続ける。


人の家庭は傷つけて、

自分の親からの評価は守ろうとするこの若者を許せなかった。

加害者の親族は関係ないと言うが、

手塩にかけて教職の道に就けるように援助してきた親が、我が子の歪んだ性癖を知らず暮らす。


成人した子どもから「教師を辞めた」と聞かされたとして、親は、まさか犯罪で。とは当然思わないわけで、

過労や激務くらいに思うのが普通であろう。


そして。性犯罪を犯すものの再犯率は高い。

やはり当時も「逆恨み」ここを強く危惧した。


私の目的は、この加害者の親。おそらく50代後半から60代であろう両親が

事実を知ることを望んだ。


親が我が子の性癖を知れば、

まだこの齢(よわい)の親世代なら子を監視、更生を促すか、表沙汰にさせないように匿い、我が子の様子には敏感になるであろう

そこに望みを託した。



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 盗撮や痴漢、性犯罪は一過性のものではない。認知による歪み。だから再犯率が上がる。