校長にアポを取り学校に行く。
「今回の件、息子からは3時間目の休み時間に一度、加害児童Aから頭を刺され担任に話すも、ほぼ未対応。
帰りの会のなかで2回目が行われたが、担任は気づいていない。この認識でよろしいか」
「担任については、1度目、2度目とも気づかなかった。と言っている」
「まず、今回の件に関し、学校側に追求する点として、安全配慮義務に違反したかどうかが争点と考えられるが、
「予見可能性」と「結果回避可能性」という2つの基準のなかで、
1度目の報告に適宜対応していれば、2度目の予見可能性は防げたと思う。
しかしながら回避の部分までは追求できずにとどまるとは思う。
ここを最高責任者としてどう捉えているか」
「お子様に大変なことをさせてしまい申し訳なく思っている」
私が欲しい回答は定型文ではない。
学校のいつものやり方、「ご連絡頂いて感謝」「いつでも、どんなに小さな事でもご相談を」「すぐのすぐに解決とはいかないが見守って欲しい」
これらが指すものは、「以上を以てクレーム対応は終わり」
ふざけるなといつも思う。
現段階で学校に安全配慮義務違反として責任追及するには難しい。というのは実際ある。
今後の、我が子の登校に関しての話に移行する。
「現在、話がまとまっていない状態で、子供を登校させるわけにはいかない。
しかしながら、被害者が去る、不登校といういつもの流れは踏む気はない。
去るべきは加害児童である。
ここについての交渉に来た。」
必ず、被害者が何故か腫れ物扱いになる。
加害児童が、事件を起こした背景、その再発防止策が講じられていない以上、
同じ事をくり返す可能性の方が高い中で
我が子含め、他児童に安心した学校生活が送れるはずもなく
そこをないがしろにして「親の監護の元、更生しつつ」など許容できかねる。
サイコパスと誰が共に同じ空間にいたいか。
守るべきは加害児童ではない。