DNA鑑定で、カモネギとバカ息子の繋がりが無ければ
相手は既婚者DV男か、他にもいるなら義姉が一番よく知っているはず。
実際、バカ息子はカモネギにも義姉にも似ていない。かすりもしない程。
だが、見た目が似ていないからと疑っているわけではない。
義姉は妊娠する前から年がら年中、実家に帰っていて、そこにはDVから逃げてきた妹さんと子供も住んでいる。
両親からはDV男の出入りは黙認状態。
「ケンちゃんおじさんのこと?」と口にしたバカ息子は当然ながら、顔合わせ済み。
保険のセールスレディの妹さんからカモネギは多額の保険金を掛けられているわけで
この人の信用度はかなり低いが
結婚当初、姉に気をつけて。と警告してきたのもこの人。
一番、カモネギの息子が不倫男の子供だと疑っていて、私に相談してきたのもこの人なわけ。
想像するだけで気持ち悪い。
姉妹が同じ既婚者の男の子供を産むとか。
頑なにDNA鑑定を拒む義姉。
おまえが検体提供しなくても父子鑑定だけで親子関係は証明されるので
カモネギと息子が同意すれば鑑定できる。
カモネギ的には躊躇するがどちらでもいいという雰囲気。
真実を知るのはそりゃ怖いだろうが、
コイツも薄々は気づいていたはず。
新成人のバカ息子。当事者という認識がまるで無い。
お母さんだけが常に正しくて
お母さんだけの顔色をうかがい生きてきたこの息子からしたら
父親はただのATMで誰が父親でも関係ないとでも思っているのだろうか。
それともこの息子自身も気づいているのか。
長期休みに入る度に、義姉の実家に母子で押しかけ泊まり込む。
そこになんだかよくわからないが常に行き来するケンちゃんおじさん。
母親とこのおじさんが頻回に実家からいなくなるのを幼少期から見ている息子。
義姉の妹が我が子に不倫男を「パパ」と呼ばせるわけでもない関係。
カモネギはいつもビクビク暮らしている。
不気味な家庭環境に慣れて育った甥。