ボスママ夫婦は失業し、家計は火の車になった。
当然ながら初期の段階では削れる出費を削っていくしか方法が無い。
失業による就学援助を年度途中に申請したとして、焼け石に水。
「中学受験をさせる」と小4から塾に長女を通わせていたボスママは
塾代にまわせる余裕どころか
私立受験をし合格したところで
助成金をフル活用しても交通費やら授業料、設備費、後援会費などを払うにはリスクしかない。
Aさんの狙いの1つはそれだった。
1月~2月に始まる中学受験に我が子をいじめ抜いたボスママの子どもを受験させられない状況に追い込むため
直前になって全てを曝露し、路頭に迷わせる。
ボスママのプライドである中学受験も叶わない。合格すれば周りに吹聴し「うちの子は勝ち組だから」と周りを見下すというストーリーが次々と消えていく。
夢だけ見させて現実を突きつける。
泳がされていたことすら気づかずに。
全てが計画通りに進んでいる。
Aさんの妻子をボスママが一方的な思い込みで追い詰め、妻は精神的にやられてしまい子どもも標的に合う。
その結果、転居させ大喜びで私に逆らうとこんな顛末になると吹聴して過ごした1年余り。天国から地獄に落ちる、阿鼻叫喚とはこのことか。
当時は7割ほどの子どもが地元の中学に進学した。
私立を断念しなければならなくなると
地元の中学に進む子どもたちが噂を引き継ぐことになる。
親も子も中学三年間、自ら引き起こした地獄を味わい続けなければならない。
ピアノ教室を変えた、黙って塾に入れた。
そんなくだらない因縁でここまでの結果を引き起こすとは誰が想像しただろうか。
そしてAさんは校長にも一矢報いることとなる。