労働者の権利と板挟みの現実 | 非常識義母と絶縁した。子育て世代取扱説明書

非常識義母と絶縁した。子育て世代取扱説明書

過干渉・非常識・お姫様勘違い義母と、マザコン夫に追い詰めらた妻のブログ。絶縁したのは私だけ。
育児、ママ友、親戚付き合い等、子育て世代が避けては通れぬ問題にも言及。
伏線だらけの内容。回収するもしないもあなた次第。

次男の幼稚園の担任がインフルエンザに罹患し数日休んでいた。


バス登園ではない親が送迎する家庭

一人一人、

「インフルエンザでお休みを頂いてご迷惑をお掛けして申し訳ありません。」

と涙目でひたすら謝っている。

自主的なのか、上層部からそうさせられているのかわかりかねる。


ハッキリ言って、病欠を気に病む必要は無い。

誰だって体調不良は起こす。


この担任が休んだことでクラスがまわらないと思い職員や保護者、園児に迷惑を掛けたと感じさせる風潮は本人にとって辛いだけ。  

私がいなければ支障が出るというのは思い上がり。責任感以前の話。

組織なんてそんなもん。

…と割り切れないからツラい。


職員が急病で休んでも園がそれをフォロー出来ないのだとしたらそれは経営者側の問題。 


経営者が考えるべき問題を自己責任として責めるのは違うし

出勤停止期間、自分を責めながら休んでも

気が休まらない。

労働者には休む権利が保障されているという概念が崩壊している。


有休が与えられている以上、やみくもに勤務に支障を与えるために悪意を持って休んでいるわけではないので

後ろめたさを感じてはならない。


そもそもビジネス用語として

「お休みを頂いていて」と言うのは一見、丁寧な敬語に感じるが使い方が違う。

「休みを取得して」が正解。


「お休み」は「お」をつけることで社外の人には適切な使用ではなく、「頂いて」も自分の職場から休みを頂いたことを先方に伝えるには不適切。職場からお休みを頂きました。なんてこちらは知った話しでは無い。


言葉の扱い方はどうでもいいが


自身や子どもの病気で

休みづらい状況は実際問題、ある。

だから育児がしにくい板挟みになる。


私自身、スーパーブラックな保育園で働いていた際、詐病疑いをされ必ずクソ高い診断書を自己負担で提出させられていた。

園が要求するんだから園が払え。

傷病手当の申請をする訳でもないのにバカみたい。

 

インフルや感染症で出停期間が定められており、診断書にも〇日間は自宅療養とする。と書いてあっても尚、1日しか休みは取れず(しかも四六時中、電話攻撃される)

子どもや職員に感染させていいから次の日には解熱剤を飲みまくって出勤しろと園長自ら指示してくる。

医師の診断より優先される無法地帯。 

もちろん私は診断書を優先しましたが。

根拠ない要求と他者へのわかっていての感染は避ける。


あげくの果てには、お休みを頂いてご迷惑をお掛けした。と菓子折持参で園長に謝りにいかされる意味不明な慣習。



子どもに感染が広がれば保育する人数が減り好都合。職員が感染しても次の日には這ってでも出勤させるので人員調整の必要はなく、問題なし。というのが経営者側の持論。

保菌者がいて子どもが入院しようが、親が休みを取らざるを得なくても

園としてはなんら関係ないと言い切る。


ギリギリの人数でまわして人件費を削りたいとハッキリ言われたので

だったら園長の給与を下げて

休んだ職員の代わりに現場に入り

掃除から嘔吐物や排泄物の処理を感染対策ゼロの丸腰で率先して働いてみろと言い返した。


理不尽な要求は受け付けない。

労働者の権利は守られる。


本人や子どもの急な病気で休めない&肩身が狭いと思わせる世の中がおかしい。


余力を持った人員配置は巡り巡ってゆとりを生み、事故を未然に防げて、離職率が下がる。経営で一番かかるのが人件費。

年がら年中、人が辞め求人広告を打ち、研修しているコストがどれほど高いか考えられない。


個人病院の医師でも「コロナで5日休診」と張り紙が出ても暴動は起きない。

困るには困るが、無理矢理働け!と迫るほど愚かなことはない。


子育ても世帯も平等にしろ!

子育ても中だからと甘えるな!なんてよく言われたがそもそも甘えてないわ。



当たって砕けないための下準備

ブラック企業には一石を投じてみる勇気は必要。泣き寝入りしてたまるか。



職員全員着て出勤したい。というか離職率が高い企業は制服にしたら良い。

 

 

具体的に書かれていて読み応えあり。