ゆうパック葬 | 非常識義母と絶縁した。子育て世代取扱説明書

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過干渉・非常識・お姫様勘違い義母と、マザコン夫に追い詰めらた妻のブログ。絶縁したのは私だけ。
育児、ママ友、親戚付き合い等、子育て世代が避けては通れぬ問題にも言及。
伏線だらけの内容。回収するもしないもあなた次第。


ゆうパック葬 


この記事を目にして度肝を抜かれた。

ゆうパックのみ、遺骨を送ることができるらしい(クロネコヤマト、佐川急便等は不可)

葬儀は近親者の近くで行い、
菩提寺が遠方の場合、ゆうパックで遺骨を寺に送り、供養できるという。

どこの寺でも引き受けてくれるわけではないそうで、一覧に載っている寺のみ、供養が可能とのこと。

祖母が亡くなる前は、無宗教者の私は、
葬儀に呼ばれれば、その宗派のやり方にあわせる…というか周りを見て真似るだけなのだが。
記帳台があれば記帳し、お悔やみの言葉を述べ、香典を渡し、香典返しを受け取り、
帰宅する。

が、当たり前に行われるものと思い込んでいたが、

実際、この当たり前に思っていたことはそれほど当たり前ではないのかもしれないと
気がついた。


背景には揉めに揉め、親類同士の戦いに発展したわけだが、
当の本人は、まさに死人に口なしで何も言えない。

自分が死んでまさかゆうパックで送られるなんてどれほどの人が想定するのか。

しかも、遺骨だからといって送料や扱いが変わるわけでもないようで。

このようなセットが

まことしやかに用意されている時代。

 

 


 

ここに火葬後、入れてもらい

コンビニか郵便局に持ち込めばあとは

ゆうパックでGo!


食品など一般の荷物と共に

宛先まで送られていく。


郵送途中に遺骨が紛失した場合、保証なし。


セキュリティーサービスをつければ金銭で返金されるが遺骨は戻らず。(遺骨の価格設定はどうやって決めるんだろうか)



人の尊厳とはなんなのだろうか。


ピラミッドや古墳、慰霊碑を見る度に、

人が亡くなると手厚く葬られて来た人類の歴史は、

この数十年でその扱い方はまるで変わってきている。


弔う、弔わないが前提ではなく

法律さえすり抜ければなんら問題ないという解釈。


結婚式は教会でキリスト教に則って行い、

死ぬときは仏教の葬儀


など揶揄されてきた日本だが、

多神教であることすらよくわからなくなってきている。


生きた証を残すなんて夢物語なのかもしれぬ。



 

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