発達障害(疑惑)の教師とどう向き合うか | 結婚生活のリアル。子育て世代取扱説明書

結婚生活のリアル。子育て世代取扱説明書

1女2男の3人育児に奮闘中!
我が家はステップファミリー。見栄なんかいらない。
育児、ママ友、親戚付き合い、夫婦のこと等、子育て世代が避けては通れぬ問題にリアリティー溢れる痛快な切り口で言及。
試行錯誤しながら、前向きに生きていきたい!


この件で、直接校長と話をした。

 手順的に担任、校長をすっ飛ばして教育委員会にいっても、学校側を敵にまわしたら
本来の目的は達成できない。

まず、昨日の段階で、担任と話をし。
この件を校長にあげてもいいか確認したところ、良いとの返事。

朝イチで校長にアポをとり、
担任は立ち会わせず、状況を相談。

発達障害と診断を受けていないので
言葉の選び方1つで、かなりデリケートな問題に発展しかねないのは前提として
話を進める。

・会話が成立しないことで困っている
・想像力が欠落しているように感じる
・1つのことに集中しだすと周りが見えていないように見受けられる

という、こちらの主観を、学校側はどう 感じているのか。

と問いかけると、

全てにおいて同感とのこと。


で。

本人が困り感を感じているようには
私には見えず、学校を休みがち、朝起きられない、生徒に暴力を振るう等の初見もないため、
現段階で、受診を学校や保護者から促すことは実情難しい。というのが、校長と私の共通意見。


では、だからと言ってそれを放置したままであると困るのは児童とその保護者。


そこの落とし所をどう穴埋めするか。
という、建設的な話し合いにはなった。


慢性的な人員不足で加配要請は不可能。
ここを踏まえ、

言い方は悪いが、診断のついた感覚過敏の人に、校則だから制服を着なさい。着られないなら支援級やフリースクールへ。もしくは周囲の理解を得る働きかけをする。
と言うような流れには立場上、持ち込めない。

教育実習 を経て、教員免許を取得し、
教員採用試験もパスしてきている以上、

教員としてこの担任をなんとか機能させなければならず。

現状それが出来ていないことを、
上層部が噛んで含めて本人に説明したとしても、それは体裁上だけであり
意味をなさない。というのも校長と私の方向性は同じ。

だが、指導をあきらめ、放置することは職務上、出来ない以上、打開策を考える必要がある。

というところまで持ち込めたのは奇跡かと思う。

たいていは、善処します。なるべくフォローします。の定型文で返されるがそれは阻止。

認知に訴えかける、脳機能に働きかけるというのは医療の領域であり、
本人が診断を受けない以上、「受診をしなさい」などの強制はパワハラ、人権侵害と言われるリスクしかなく。


教育コンサルティング起用か、職場のメンタルヘルスとしてのアプローチを産業医からかけられないか。
との話もしたが、近隣の公立校で前例がない。(うつ病等ではないため)

教師が教師たるべき機能を果たしてはいないが、その線引きもまた難しく。

学級崩壊の認定が教育委員会から取れれば他の策を講じられるが、
約40名の子供たちが、全ての授業でそれに該当するかと客観視してみると、ギリギリそこには該当しない。


この担任には、全てをマニュアル化し
行動の報告を毎日あげさせる。というところから試してみよう。
というところで、タイムオーバー。

1時間。と私の方から相談時間を設定したので、時間超過したところでこの場での解決は不可能。

一旦、校長は組織として教頭、教務主任等と話し合い、後日、フィードバックすること。

私は地域資源の活用が手配可能かに尽力してみて、次回指定日に双方、報告し合う。と言う運びになった。

公立校である以上、地域資源の活用は求めてなんら問題がなく。
むしろ、積極的に地元住民が手を貸すことが
循環を促せる。

直近の音楽会の件は、校長が近くの音楽専科の教員に協力を仰ぐとのこと。
長女の時同様、こちらでも楽器を指導できるボランティアの人脈はあり、そこをあてがうことに。

通常の授業をどう乗り切るか。
これの応急処置策として
学習ボランティアの投入を増やす。
募集は明日からかける。

まずはここまで60分で初対面の校長と話が取り決められたのでとりあえず成果はあったと認識する。