夏休みが明けた2日後から、小2の長男、
テレビを見ているとき、本を読んでるとき、食事中に、
鼻というか、喉というか。
「スンスンスンスン」鳴らしている。
夏休み中まではなかったので、
最初、わざとやっているのかと思っていた。
「なんでスンスン言ってるの」と聞くと、
言ってない!と。
1週間ほど見ていたのだが、気が抜けているときにずっとスンスンスンスン鳴らしている。
夫が、「変な音を出すな。耳鼻科に行って見て貰って治らなかったら〇〇病院(すぐ入院させられる)で治してこい!それまではマイクラは禁止だ!」と息子に言った。
息子、大号泣。
「止めたくても止められない!!」と。
あら、これ音声チックじゃないの。
と思った。
「パパはあとでぶっ飛ばしておくから気にしなくていい」と、息子に言う。
「脳のアドレナリンの出過ぎで、そういった症状が出ちゃうことがある。
背が伸びたり、骨が強くなったりする成長ホルモンと似ていて、成長するなかで、スンスン音が出ちゃう人もいるし、出ない人もいる。
でも、気にしなければ1年かからず治る。
病院も必要ない。
だけど、イライラしたり、ムカついたりすると余計、アドレナリンがぶわぁっと出ちゃうから、少し、気持ちを落ち着けよう。」と話した。
人体構造図鑑など持っている長男からしたら、「脳内」「アドレナリン」などのワードは飛びついてくる。
図鑑を一緒に見て、「ママ、アドレナリンは脳じゃなくて副腎じゃん」と息子。
「腎臓なのか。知ったかぶりした」と2人で盛りあがってしまったのだが。
「パパに、僕は一時的にアドレナリンが出過ぎてスンスンしてるだけだからそういうこと言うのやめてよねって言ってこい」というと、
図鑑を持って、夫のところに行き、
自分なりの主張をしてきた様子。
「パパに勝ったわ」と意気揚々戻ってきたのだが。
しばらく習い事の課題の量を減らして貰い、なるべく学校以外のことを考えずに済むように放課後や週末の過ごし方を変えてみた。
しかしながら
これ、自己判断の音声チックがさらにひどくなったらどうしようという不安と、今の段階で病院を受診したところで更に息子が気にしだして悪化する気持ちもあり。
あからさまに私がスンスンしているかを見てしまうと息子にも気にするだろうし、
私も気にしないようにしようと他に意識を向けるようにしていたのだが。
そこから今回の、音楽会の一連を聞き、腑に落ちた私。
昨日、担任に音楽会で〇〇(長男)が苦痛に感じていることは話をし、させないように約束する。
と話をしてきた。だからもう、ピアノの邪魔はされないし、他の子に教えなくてもいい。
と伝えたところ、まだ経過1日ではあるが、
あれほどスンスンしていた音が一切出なくなった。(まだ完治とは思っていない)
夕方も、寝る前の読書の時間も、寝入りの時も。今朝起きて朝食中も、学校に行く前に本を読んでるときも
一切、スンスンしていない。
約、1か月、見守っていたが、
正直、自己診断で音声チックと判断したこと。受診させなかったこと。
この選択でいいのかとものすごく葛藤していた。
半年経って、更に悪化した時を区切りに受診を考えていたが、
初期判断をミスった場合のリスクを考えると胃が痛んでいた。
音声チックの原因は完全に究明されてはいないようだが。
音楽会の指導を一任されたストレスがそこまで息子に影響を与えていたのかの因果関係は医師ではないのでわからぬが、
このまま安定に向かって欲しいとねがう。