調査依頼先から受け取った画像。
アパートに入っていく義姉がそこに
写っていた。
場所は自宅から数分の距離。
不倫の二文字が最初に浮かんだ。
不倫であってくれれば、DVの立証をするのと併せて、かなり義姉を窮地に追い込めるには都合が良い。
しかし、複数枚渡された画像には見慣れない老人2人も写っている。
あぁ…もしかしたら20数年前の義姉の結婚式で一度しかあったことはないが
あれは多分、義姉の両親。
そう直感した。
生活保護を受けているのに
なぜ、ここにいるのか。
ファミリー向けアパートを借りられるほどの家賃補助が適応されたのか。
老夫婦2人にしては広すぎるアパートで
審査は通ったのか?
アパートの管理会社に「〇〇号室の××と言うものですが」と、義姉の旧姓で電話をしてみた。
「××さん?ご契約者名が違います」と。
「あ、間違えました。〇〇です」と、義姉の姓を出すと、こちらビンゴ。
義姉名義で借りたアパートに
親を住まわせている。
月に10万、親に渡していて
更にアパート代まで払っているのか。
姉名義で親の生活保護費から家賃が支払われることは社会通念上、通用しない。
17万前後を兄の給与から抜いてら、
自分たちの生活もギリギリになるだろうが
出来なくはない。
だが、金銭感覚がないというか、
そもそも家計管理の出来ないこの女が
散財はやめず、教育ローンを借りているとは言え、息子の大学にかかる費用も含め、
どう生活しているのか?
消費者金融から借りてる?
義姉の実家は行政が競売に出したのか?
親と同居していた、妻子持ちの人間の子どもを産み育てている義姉の妹はどこにいった。
ここを当たればなにか見えてくるはずだ。
52%引きとかすごい…